- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- アンモライトの化石販売
- 見事なドラゴンスキン模様が見られます!カナダ・アルバータ州が生み出した生物由来の貴重な宝石、アンモライト(Ammolite)のピース
見事なドラゴンスキン模様が見られます!カナダ・アルバータ州が生み出した生物由来の貴重な宝石、アンモライト(Ammolite)のピース/【al444】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらはカナダ・アルバータ州産の宝石、アンモライトです。もともとは白亜紀後期の海中を遊泳していたプラセンチセラスという頭足類の殻でしたが、長い時間をかけて、宝石へと変化しました。1981年には世界宝石連盟により正式に宝石に認定されています。ちなみに、アンモ”ナ”イトではなくアンモ”ラ”イトです。よく鉱物の語尾にliteが付きます。その要領で、アンモナイトを起源とした宝石ということで、アンモライトと名付けられたと思われます。
アンモライトの特徴は、すべての標本に存在するわけではありませんが、この特有のクラックです。特殊な堆積環境により破砕と凝固を繰り返した結果、ステンドグラスのような模様が形成されました。光にあたると万華鏡のようにキラキラと輝きます。この鱗のような模様は「竜のうろこ」、「ドラゴンスキン」と呼ばれ、コレクターに大変人気があります。
こちらのピースは、ザ・ドラゴンスキンと言うべき、本当に素晴らしい模様が見られます。
特にグリーンの発色が素晴らしく、一足先に新緑を感じさせます。また傾きによってはご覧のように鮮やかなオレンジも見られます。オレンジの鮮やかさもアンモライトの特徴の一つですね。
前述の特殊な堆積環境での破砕と凝固の繰り返しにより、遊色層は本来よりも少し厚くなったと考えられています。結果、より鮮やかで濃い遊色が見られます。
アンモライトのような生物起源の宝石は珍しいです。琥珀(木の樹液の化石)やサンゴ、真珠など種類が限られています。
裏面です。アンモライトは褐色の頁岩がベースとなっています。
最厚部12ミリほどあります。薄いようですが、アンモライト自体、比較的硬い石ですので、通常の取り扱いであれば強度に問題はありません。
左右93ミリほどあります。大きめのピースです。
100円玉との比較。美しい竜のうろこ模様が見られる、宝石アンモライトのピースです。
商品スペック
| 商品ID | al444 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 見事なドラゴンスキン模様が見られます!カナダ・アルバータ州が生み出した生物由来の貴重な宝石、アンモライト(Ammolite)のピース |
| 産地 | Alberta, Canada |
| サイズ | 9.3cm×5.4cm×最厚部1.2cm |
| 商品解説 | 見事なドラゴンスキン模様が見られます!カナダ・アルバータ州が生み出した生物由来の貴重な宝石、アンモライト(Ammolite)のピース |

アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























