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濃い赤を呈します!カナダ・アルバータ州で採取された宝石、アンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ/【al422】
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こちらはカナダ産の宝石、アンモライトを使用したピンブローチです。ピンブローチとは、衣服やアクセサリーに装着して使用する小型のブローチのことです。ピンブローチは、作家のアイデアが存分に反映される装飾品であり、多彩なデザインと素材が特徴です。ぜひバリエーションの一つとしてアンモライトを使ったピンブローチもお楽しみください。
アンモライトは、白亜紀に存在していたプラセンチセラスというアンモナイトの化石化した殻から成る宝石です。化石収集家にとっては貴重な化石として知られていますが、同時に宝石としても人気があります。原石として楽しまれるだけでなく、ジュエリーや装飾品として加工されることもあります。1981年に世界宝石連盟によって正式に宝石として認定されて以来、その人気はますます高まっています。
アンモライトの輝きの秘密は、その表層にある遊色層にあります。アンモライトは微細な結晶構造を持ち、太陽光などがこの構造を通過する際に、光の屈折率が変化します。太陽光はさまざまな波長の光の集合体ですが、アンモライトの結晶構造によって特定の波長の光が取り出され、私たちの目には色として捉えられるのです。この標本は深い赤色を放っています。
裏面には、ピンブローチとして使えるよう加工が施されています。衣服や帽子、バッグのアクセントとしてお使いください。カジュアル、フォーマル、どんなシーンでもうまく組み合わせることができます。またギフトとしておすすめです。誕生日や記念日の贈り物としても素敵ですね。ピンブローチは様々な種類があるため、純粋にコレクションとして集めるのも楽しいですね。
左右24ミリほどあります。
100円玉との比較。カナダ・アルバータ州で採取された宝石、アンモライトを使ったピンブローチです。濃い赤をお楽しみください。
商品スペック
| 商品ID | al422 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 濃い赤を呈します!カナダ・アルバータ州で採取された宝石、アンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ |
| 産地 | Alberta, Canada |
| サイズ | 2.4cm×1.5cm×最厚部0.4m(ピンバッジ部分の含めた厚み1.5cm) |
| 商品解説 | 濃い赤を呈します!カナダ・アルバータ州で採取された宝石、アンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ |

アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























