ドラゴンスキン模様が見られ、非常に濃い遊色を呈する、カナダ産の宝石、アンモライト(Ammolite)の天然石 アンモライト 販売

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ドラゴンスキン模様が見られ、非常に濃い遊色を呈する、カナダ産の宝石、アンモライト(Ammolite)の天然石/【al415】

ドラゴンスキン模様が見られ、非常に濃い遊色を呈する、カナダ産の宝石、アンモライト(Ammolite)の天然石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al415】

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ドラゴンスキン模様が見られ、非常に濃い遊色を呈する、カナダ産の宝石、アンモライト(Ammolite)の天然石(その1)

こちらはカナダ・アルバータ州で採集された宝石、アンモライトの天然石です。アンモライトは約8000万年前の白亜紀の海中を遊泳していたプラセンチセラスというアンモナイトの殻が化石化したものです。とりわけアルバータ州のベアボー層より良質のアンモナイトが採集されます。白亜紀には、この地域は浅海であり、多数のアンモナイトが棲息していたと考えられています。

ドラゴンスキン模様が見られ、非常に濃い遊色を呈する、カナダ産の宝石、アンモライト(Ammolite)の天然石(その2)

地域に特有の様々な環境条件が重なり、独特の美しい遊色と光沢を持つ宝石へと変化しました。

ドラゴンスキン模様が見られ、非常に濃い遊色を呈する、カナダ産の宝石、アンモライト(Ammolite)の天然石(その3)

ご覧のように、爬虫類の鱗のような模様が見られます。これは「ドラゴンスキン」、「竜のうろこ」などと呼ばれ、コレクターに高い人気を博しています。

ドラゴンスキン模様が見られ、非常に濃い遊色を呈する、カナダ産の宝石、アンモライト(Ammolite)の天然石(その4)

グリーン、オレンジ、イエローなど様々な色を呈します。見る角度や光があたる角度によって色が変化します。ぜひ手にとって動かしながら御覧ください。

ドラゴンスキン模様が見られ、非常に濃い遊色を呈する、カナダ産の宝石、アンモライト(Ammolite)の天然石(その5)

裏面はプラセンチセラスの母岩が露出しています。きめ細かい褐色の頁岩です。

ドラゴンスキン模様が見られ、非常に濃い遊色を呈する、カナダ産の宝石、アンモライト(Ammolite)の天然石(その6)

最厚部15ミリほどありますので、十分な強度があります。

ドラゴンスキン模様が見られ、非常に濃い遊色を呈する、カナダ産の宝石、アンモライト(Ammolite)の天然石(その7)

左右5センチ強。アンモライトは1970年頃から宝石として認知されはじめ、1981年には世界宝石連盟により正式に宝石として市場に登場しました。それ以来、カナダを代表するユニークな宝石として、国内外で多くのファンを獲得しています。

ドラゴンスキン模様が見られ、非常に濃い遊色を呈する、カナダ産の宝石、アンモライト(Ammolite)の天然石(その8)

100円玉との比較。ドラゴンスキン模様が見られ、非常に濃い遊色を呈する、カナダ産の宝石、アンモライトの天然石です。

ネームカード

商品スペック

商品ID al415
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
学名 ドラゴンスキン模様が見られ、非常に濃い遊色を呈する、カナダ産の宝石、アンモライト(Ammolite)の天然石
産地 Alberta, Canada
サイズ 5.1cm×4.4cm×最厚部1.5cm
商品解説 ドラゴンスキン模様が見られ、非常に濃い遊色を呈する、カナダ産の宝石、アンモライト(Ammolite)の天然石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

この商品を購入されたお客様のお声

発送も早くとても助かりました。

発送も早くとても助かりました。開けてみるとすごく綺麗な色で他にも興味あるものがあるのでまた利用させていたたきたいと思います。ありがとうございました!

茨城県/女性

アンモライトとは?

アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。

世界で唯一、産地はカナダだけ

アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。

薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる

アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。

地球が贈る、色彩の傑作

アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライト 販売

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アンモライト 販売

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。

画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org

アンモライトとは何か ― さらに深く

アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。

どこで採れるのか?

アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。

なぜアンモライトが生まれたのか

ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。

粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密

現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。

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