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グリーンに輝くドラゴンスキン模様にご注目!カナダ・アルバータ州産の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース/【al409】
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こちらはカナダ・ロッキー山脈東側斜面、アルバータ州で発見されたアンモライトです。アンモライトは遊色(イリデッセンス)を持つ珍しい宝石、赤、オレンジ、緑、青、紫などさまざまな色を呈します。こちらの標本はご覧のように、初夏を思わせる鮮やかなグリーン色に輝きます。
アンモライトはカナダのアルバータ州や米国モンタナ州など限られた地域でしか採集されないため、非常に希少な宝石とされています。ステンドグラスのようなクラックは竜のうろこ、ドラゴンスキンなどと呼ばれ、コレクターの高い人気を集めています。
アンモライトはもともと白亜紀後期に絶滅したプラセンチセラスというアンモナイトの殻が長い時間をかけて化石になったものです。1981年(昭和56年)には世界宝石連盟により正式に宝石として認定されましたが、それ以前から先住民族により儀式や装飾品として使われてきた経緯があります。
裏面は、アンモライトの殻の母岩がそのまま露出しています。きめ細やかな褐色の頁岩です。
最厚部5ミリほど。
左右27ミリほどあります。遊色層は薄く繊細なので、表面は薄く樹脂でコーティングされています。
100円玉との比較。近年ますます人気が高まっているアンモライトのピースです。グリーンに輝く竜の鱗模様が特徴的です。
商品スペック
| 商品ID | al409 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | グリーンに輝くドラゴンスキン模様にご注目!カナダ・アルバータ州産の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース |
| 産地 | Alberta, Canada |
| サイズ | 2.7cm×2.5cm×最厚部0.5cm |
| 商品解説 | グリーンに輝くドラゴンスキン模様にご注目!カナダ・アルバータ州産の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース |

この商品を購入されたお客様のお声
アンモライト自体には最初はあまり惹かれなかったのですが、「1個ぐらい持っててもいいかな」と思っての購入でした。が、実際に届いた商品はとても綺麗なものでした。地球が作り出した神秘を感じる素敵な化石でした。
男性
アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























