希少色とされるブルーやパープルも見られる希少なアンモライト(Ammolite)のピース アンモライト 販売

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希少色とされるブルーやパープルも見られる希少なアンモライト(Ammolite)のピース/【al391】

希少色とされるブルーやパープルも見られる希少なアンモライト(Ammolite)のピース/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al391】

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希少色とされるブルーやパープルも見られる希少なアンモライト(Ammolite)のピース(その1)

こちらはカナダ・アルバータ州のアンモライトのピースです。アンモライトは北米ロッキー山脈東側斜面でのみ発見される、地域限定の希少な化石です。アンモライトはもともとプラセンチセラスというアンモナイトの殻の一部でした。長い時間を掛けて化石になったものが、アンモライトです。遊色層が残存している場合は、このように非常に美しい色を呈します。

希少色とされるブルーやパープルも見られる希少なアンモライト(Ammolite)のピース(その2)

見る角度によって色が変化することがあるため、この現象を、色があそぶ、と書いて遊色と言います。イリデッセンスとも言います。こちらの個体の優れている点は、希少色とされるブルーやパープルを呈する点です。またオレンジにかけてグラデーションを形成する部分があります。ぜひ実物を手にとって御覧ください。

希少色とされるブルーやパープルも見られる希少なアンモライト(Ammolite)のピース(その3)

もともとはプラセンチセラスというアンモナイトの殻だと申しました。およそ8000万年前、つまり陸上には恐竜が闊歩していた時代の海に棲息していた、アンモナイトの殻なのです。堆積期間中に、分解と凝固を繰り返し、特有のクラックが見られます。このステンドグラスのような割れ目はアンモライトのユニークな特徴であり、シンボルの一つと言ってもいいかもしれませんね。

希少色とされるブルーやパープルも見られる希少なアンモライト(Ammolite)のピース(その4)

もともとはアンモナイトの殻の一部だったことが分かる、なめらかなカーブ。

希少色とされるブルーやパープルも見られる希少なアンモライト(Ammolite)のピース(その5)

表面には、遊色層を保護するためにコーティングが施されています。遊色層はわずか数ミリしかないため、長く楽しむためには、保護が必要です。

希少色とされるブルーやパープルも見られる希少なアンモライト(Ammolite)のピース(その6)

裏面をご覧いただきます。プラセンチセラスの母岩である褐色の頁岩が見られます。

希少色とされるブルーやパープルも見られる希少なアンモライト(Ammolite)のピース(その7)

側面です。石自体は十分な硬度があり、またご覧のようにかなり厚みがありますので、強度は十分です。ただし、遊色層についてはぶつけたりしないように、丁寧にお取り扱いください。

希少色とされるブルーやパープルも見られる希少なアンモライト(Ammolite)のピース(その8)

5センチ前後のピースです。

希少色とされるブルーやパープルも見られる希少なアンモライト(Ammolite)のピース(その9)

100円玉との比較。希少色とされるブルーやパープルも見られる希少なアンモライトのピースです。

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商品スペック

商品ID al391
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
学名 希少色とされるブルーやパープルも見られる希少なアンモライト(Ammolite)のピース
産地 Alberta, Canada
サイズ 5.3cm×5.2cm×最厚部1.4cm
商品解説 希少色とされるブルーやパープルも見られる希少なアンモライト(Ammolite)のピース

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

この商品を購入されたお客様のお声

ピースの一つですが、過去の生命の証と考えると感慨深いです。

多彩な色が確認でき美しいです。拡大してみると魅入られてしまいます。ピースの一つですが、過去の生命の証と考えると感慨深いです。

千葉県/男性

アンモライトとは?

アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。

世界で唯一、産地はカナダだけ

アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。

薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる

アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。

地球が贈る、色彩の傑作

アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライト 販売

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アンモライト 販売

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。

画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org

アンモライトとは何か ― さらに深く

アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。

どこで採れるのか?

アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。

なぜアンモライトが生まれたのか

ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。

粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密

現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。

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