- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- アンモライトの化石販売
- 限られた地方でしか採集されない生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース。素晴らしい発色にご注目ください!
限られた地方でしか採集されない生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース。素晴らしい発色にご注目ください!/【al334】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらはカナダ・アルバータ州南部で採集された宝石、アンモライトです。アンモライトはもともとプラセンチセラスというアンモナイトが化石化したもので、その美しさから世界中のコレクターから高い人気を博しています。こちらの個体は、とりわけ珍しいブルーやパープルなどの希少色を呈します。
濃いブルーを呈する箇所を撮影。アンモライトは前述のようにカナダの一部の地域でしか採集されない希少な宝石です。2,3社が30年以上に渡って独占的に採掘をしており、クリーニングや装飾まで一括してとり行っています。他の鉱物起源の宝石と異なり、アンモライトのもモース硬度は3.5から4とやや低く、また美しい遊色を呈する層は数ミリと薄いため、クリーニングには細心の注意が必要です。また、地域の自然環境を守るためにサイクルのプロセスに州政府によって厳しく管理されています。そのような背景もあり、上質のピースは数が少なく、大変希少なのです。
御覧ください!この素晴らしいグリーン!
様々な色が渾然一体となって輝きます。表面には薄い樹脂のコーティングが施されています。前述のように、アンモライトは他の鉱物起源の宝石と比較すると硬度が劣りまた遊色層も薄いため、それを保護する必要があります。
遊色アンモナイトは世界中にあれど、これほど素晴らしい色を呈するのは、アンモ”ラ”イトを除いて他にはないでしょう。アンモライトは1981年に世界宝石連盟により正式に宝石の仲間入りをしています。
裏面は黒色の頁岩です。
裏面にも薄くコーティングが施されています。
横幅54ミリ。この美しき遊色は、もともとプラセンチセラスというアンモナイトの殻の外側に存在していたアラゴナイト層に起源があります。その層が数千万年もの間、破損することなく残存してきたのです。ダイアモンドでさえ世界中から採掘されますが、アンモライトはカナダ・アルバータ州のごく一部でしか採集されません。また昨今ではアジア・アラブからの需要が高まっており、ますます人気に拍車がかかっています。
100円玉との比較。限られた地方でしか採集されない生物起源の宝石、アンモライトのピース。素晴らしい発色にご注目ください。
商品スペック
| 商品ID | al334 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 限られた地方でしか採集されない生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース。素晴らしい発色にご注目ください! |
| 産地 | Alberta, Canada |
| サイズ | 5.4cm×4.1cm×最厚部3cm |
| 商品解説 | 限られた地方でしか採集されない生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース。素晴らしい発色にご注目ください! |

アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























