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ドラゴンスキン!竜の鱗に例えられる美しい模様!カナダ産アンモライト(Ammolite)/【al311】
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こちらはカナダ・ロッキー山脈東側斜面でのみ採集される、アンモ”ラ”イトの化石です。アンモ”ラ”イトは中生代白亜紀のアンモナイト、プラセンチセラスの殻の化石です。一部はご覧のように宝石のように輝きます。
1981年には世界宝石協会により、正式に宝石として認定されました。生物起源の宝石は多くありません。真珠、琥珀、そして、こちらのアンモ”ラ”イト。
とりわけこの個体は表面がステンドグラス状になっている、いわゆるドラゴンスキン。”竜の鱗”にたとえてそのような愛称がつけられています。
アンモ”ラ”イトの面白さは見る角度によって模様や色が変化することです。遊色するアンモナイト全般、その特徴が備わっていますが、アンモ”ラ”イトは別格。ダイナミックな色の変化を御覧ください。
遊色層が非常に薄く脆いのですが、こちらの標本は表面にコーティングが施されていますので、ご安心ください。
なんと美しいのでしょう。
”ドラゴンスキン”ならではの美しいクラック。アンモ”ラ”イトは一度表層が細かく分離して再凝固することで、より分厚い遊色層を獲得できたと考えられています。
裏面。アンモ”ラ”イトの母岩です。美しく滑らかな暗色系の頁岩です。
2センチほどある分厚い母岩。十分な強度があります。
最大部86ミリほどある大きなアンモライトです。
100円玉との比較。アンモ”ラ”イトコレクターなら一つは手にしておきたい、ドラゴンスキンです。
商品スペック
| 商品ID | al311 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | ドラゴンスキン!竜の鱗に例えられる美しい模様!カナダ産アンモライト(Ammolite) |
| 産地 | Alberta, Canada |
| サイズ | 8.6cm×4.7cm×最厚部2.1cm |
| 商品解説 | ドラゴンスキン!竜の鱗に例えられる美しい模様!カナダ産アンモライト(Ammolite) |

この商品を購入されたお客様のお声
ドラゴンスキン届きました。いつも迅速なご対応ありがとうございます。自然の神秘に心を奪われます。おまけの恐竜の?化石も大切にします
兵庫県/男性
アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























