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自然物のナチュラルなフォルムを活かした、アンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ。おしゃれのワンポイントにお役立てください。/【al259】
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こちらはアンモライトを使ったピンブローチです。アンモライトとはカナダの白亜紀の地層から採集されるプラセンチセラス科のアンモナイトの殻の化石が宝石化したものです。ロッキー山脈の東側斜面からのみ採集される希少なもので、1981年に世界宝石連盟により正式に宝石として認められました。
生物起源の宝石として真っ先に思い浮かぶのが琥珀ではないでしょうか。次に、我々に日本人にとって馴染み深い真珠。そして、三番目として、こちらのアンモライトが認定されました。ダイアモンドなどの鉱物由来の宝石に比べると、まだまだ知名度の低いアンモライトですが、現在人気急上昇中です。化石のコレクターには古くから知られていますが、宝石の分野からすると、新参者なのかもしれませんね。新しもの好きのあなたにおすすめです。
こちらの化石は赤や緑を中心に、濃く鮮やかに輝きます。
表面の模様はアンモライトにもとから保存されていたもの。生物起源の宝石ならではのナチュラルな味わいがあります。
アンモライトの最大の特徴は遊色と呼ばれる色の変化。見る角度、当たる光の角度や質によって色が変化します。
このダイミックな変化こそがアンモライトの人気の理由です。
後ろにはピンブローチとして使えるよう金具が取り付けられています。ジャケットの胸元や、シンプルな装いの彩りのアクセントとして、またお気に入りの小物につけるなど、活躍できる機会の多いアンモライトです。
金具部分を指でつまめば、どなたでも簡単に取り付けできます。
100円玉との比較。このナチュラルな形を活かしたおしゃれの方法を思いついたら、「買い」です。ぜひワンポイントにお使いください。
商品スペック
| 商品ID | al259 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 自然物のナチュラルなフォルムを活かした、アンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ。おしゃれのワンポイントにお役立てください。 |
| 産地 | Alberta, Canada |
| サイズ | アンモライト本体3.1cm×1.5cm×0.4厚cm 金具含め全体3.1cm×1.5cm×厚1.5cm |
| 商品解説 | 自然物のナチュラルなフォルムを活かした、アンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ。おしゃれのワンポイントにお役立てください。 |

この商品を購入されたお客様のお声
素材を聞かれ、アンモライトの講釈をするのが楽しみでつけています。前回は緑の多いピンバッジでしたが、今回は赤が映えていますので楽しみです。
愛知県/男性
アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























