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竜のウロコ状!アンモライトを使ったペンダントトップ(スターリングシルバー製、2種類のチェーン、高級ジュエリーケース付)/【al207】
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こちらはアンモライトを使ったペンダントトップです。アンモライトをご存知ない方のために簡単に説明を。アンモライトはロッキー山脈の東側斜面から採集されるアンモナイト「プラセンチセラス」の殻に含まれるアラゴナイトとそれらが堆積作用によって変質した微細な構造から成る宝石です。もとはアンモナイトの殻であるため生物起源の宝石として知られています。
こちらのアンモライトはいわゆるドラゴンスキンと呼ばれる美しいクラックが入っています。このクラックが入っている標本は光があたるとキラキラと輝きます。
金具はスターリングシルバー製です。925シルバーと呼ぶこともあります。925シルバーは銀の含有率が92.5%で残りは強度を高めるために銅やアルミニウムなどで構成された合金です。銀の美しさを維持しながら強度を高めています。
TPOに応じて革紐とチェーンをお使い分けください。どちらも付属しています。
グリーンからレッドまでのグラーデーション。
少し角度を変えると、レッドが優勢に。光の干渉(かんしょう)により、アンモナイトの殻が様々な色に輝きます。この現象をイリデッセンス(iridescence)と言います。
この美しい輝きを生み出しているのはわずか1ミリにも満たない非常に薄い真珠層が存在しているからです。堆積時に何らかの要因でこの層が欠損すると、このように輝くことはありません。
裏面は母岩がそのまま使われています。アンモライトの母岩は頁岩と呼ばれるきめ細かい岩石です。もとは粘土鉱物を豊富に含んだ泥だったと考えられます。
色の違いはその真珠層の厚みによります。厚ければ厚いほど波長の長い赤が、薄ければ薄いほど波長の短い青や紫を呈します。
少し右側が大きいティアドロップ型にカットされています。特徴的な形が面白いですね。
アンモライトは堆積時に圧縮されるとクラックが入り、このようなフレーク状になります。これを「竜のウロコ」「竜の皮」、あるいは「ステンドグラス」などに例えることがあります。もちろん美しく価値が高いものとして認識されています。
100円玉との比較。「竜のウロコ」状のアンモライトを使ったディアドロップ型のペンダントトップです。
商品スペック
| 商品ID | al207 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 竜のウロコ状!アンモライトを使ったペンダントトップ(スターリングシルバー製、2種類のチェーン、高級ジュエリーケース付) |
| 産地 | Albert, Canada |
| サイズ | アンモライト本体cm×cm 金具含むペンダントトップ全体cm×cm×厚cm |
| 商品解説 | 竜のウロコ状!アンモライトを使ったペンダントトップ(スターリングシルバー製、2種類のチェーン、高級ジュエリーケース付) |

アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























