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元気を出したいときはコレ!濃赤が美しいアンモライト/【al101】
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面全体が濃い赤で彩られたアンモライトの登場です。流れる虹の滝のように青、緑、オレンジ色のグラデーション色が縦に走っています。
赤ともいわぬ茶色ともいわぬ、シックなブラウン系の色が中央の広い面で主張しています。
照り感のある赤色。こんな色が見えたら元気が出そうですね!
このあたりの色、いいですね。ブラウンから赤へ、こういった微妙な色彩の妙をお楽しみいただきたいです。
アンモライトが市場に出回り始めたのは案外歴史が浅く、西洋で知られることになったのも、ほんの40年ほど前なんです。他の宝石とくらべたら新米さんです。
でも、アンモライトはカナダのアルバータ州、セントメリー川付近という、非常に限定された地域からしか採掘されないため、年々採掘量が減っており、貴重になってきています。
アンモライトは、アンモナイトが、地殻変動と何千万年という長い年月をかけて鉱物化して遊色効果をもつようになったものです。化石であり宝石でもあります。アンモナイトが絶滅してしまった現在、どれだけ時間を有したとしても、本物のアンモライトが量産できることはすでに不可能なんです。
この形、この色で採掘されるものは2つとない!輝き方がさまざまなのがアンモライトの魅力です。
緑色がところどころに見えますよね。アンモナイトの殻が堆積物の中にあった鉄が満たされると緑色に光るんですよ。
このあたり、七色の石畳のようです。
化石自体も大きいのですが、輝く面も隙間なく大きく光るので鑑賞しがいがありますよ。
片手で持つには重すぎました。560gもあったのです。。。
このようにすき間なく光ります。
アンモライトの赤は風水において、活力、元気を表します。
「元気をだしてね」のメッセージのかわりにアンモライトを贈る。とっても粋です。
平置きが一番安定します。元気をもらえそうな濃赤アンモライトでした。
商品スペック
| 商品ID | al101 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 元気を出したいときはコレ!濃赤が美しいアンモライト |
| 産地 | Albert, Canada |
| サイズ | 横11cm / 縦 10cm / 奥行き 3cm |
| 商品解説 | 元気を出したいときはコレ!濃赤が美しいアンモライト片の登場です。 見つめていると、燃えるような赤色から元気がもらえそうなアンモライトです。 形も良く、広い面ですき間なく光るといった特徴があります。 シックなブラウン色から濃い赤色へのグラデーションをお楽しみいただける良い標本です。 |

アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























