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まぶしすぎる!鏡面光りする赤と緑のアンモライト片/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al084】
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まぶしすぎる!鏡面光りする赤と緑のアンモライト片/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al084】
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全面光りする赤と緑、二つの色が楽しめるアンモライトの登場です。
この「照り」感、うれしいですね!6.5センチ×4センチ四方が隙間なく光を放っています。
赤色とオレンジ色はそれぞれ「発展」「創造」を引き寄せる色とされています。眺めているとパワーが出てきそうだから不思議です。
アンモナイトの化石は世界で数多く発見されていますが、7000万年の時を経てアンモナイトがアラゴナイト化したアンモ「ラ」イトは、ごく一部の地域からしか発掘されないため、数が限られています。
アンモライトは、1908年にカナダ国立地理考査団が調査をはじめてからおよそ70年後にやっと市場に出るようになりました。30年前に国際有色宝石協会に宝石として正式認定されてからというもの、パワーストーンとしての人気も相まってアンモライトの人気は上昇し続けています。
7000万年かけて地球が造りあげた輝きです。
アンモライトの発掘場所はカナダ、アルバータ州のセントメリーズ河に沿った辺りでしか採れないため、市場に出れば出るほど、発掘に終わりが近づく状態になっています。
この地球の遺産を大切にすべく、州はアンモライトの採掘を法律によって管理しています。
どれだけ近づいて見てみても、まったく隙間なく光に埋め尽くされています。
上下逆さまにしても美しく輝きます。こちらの向きのほうがより安定します。
上の写真と見比べてみてくださいオレンジだった部分が少しずつグリーン色に変化しているのがおわかりいただけると思います。角度をつけて目線を標本に落としていくとグリーン色が強くなります。
先ほどまでオレンジ色だった部分が目の覚めるようなグリーンへ。写真では載せていませんが、このままゆっくり角度をつけていくと、海の中にいるような深いグリーン一色(青もみえます)に変化します。お手元でご確認を。
縦置きもスマートで良いですね。そのままで安定はしませんので、粘土等を用いてください。
赤、グリーン、オレンジを心ゆくまで楽しむには最高の標本です。
商品スペック
商品ID | al084 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | まぶしすぎる!鏡面光りする赤と緑のアンモライト片 |
産地 | Albert, Canada |
サイズ | 幅 6.5cm / 高さ 4.5cm / 厚み 5cm / 300g |
商品解説 | まぶしすぎる!全面が隙間なく光る赤と緑のアンモライト片の登場です。 赤、緑、オレンジ色を心ゆくまで楽しみたい方に。 コンパクトながら厚みも十分あるので、所有感が感じられます。 「照り」感がすばらしい標本です。 |
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。