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アンモライトを気軽に楽しみたい方に!コンパクトビューティーアンモライト片/【al079】
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直線が多いためか、全体的にきりっとした印象のアンモライト片です。赤、グリーンを基調にしていますが、光の加減によってオレンジ色が美しく浮き立ちます。
よく光ります。赤と一言にいってもこんなに様々な色が表現されるのがアンモライトのなせる技です。光のキャンパスのようです。
どこか幻想的な感じがするのは私だけでしょうか。本標本のオレンジは時にやわらかく包み込むような発色をします。
厚みは2cmを場所をとりません。机の一角や目線のいくところにちょこっと置いて眼を休めてあげてはいかがでしょうか。
赤と緑のコントラストが美しい。真ん中に走っている線は、葉脈のようにさえ感じます。
アンモライトの価値はサイズと遊色(いろいろな色に変わること)の度合いによります。本標本は大きくはないですが、遊色の度合いは他の標本と全くひけをとりません。
手に持っていただくと、光の当て方によってはオールグリーンに早変わりします。
安定する置き方で置くと、普段はこのような配色で見えることが多いです。
この角度が一番安定しますが、念のため粘土で固定することをおすすめいたします。
商品スペック
| 商品ID | al079 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | アンモライトを気軽に楽しみたい方に!コンパクトビューティーアンモライト片 |
| 産地 | Albert, Canada |
| サイズ | 幅 7cm / 高さ 4.5cm / 厚み 2.5cm / 94g |
| 商品解説 | アンモライトを気軽に楽しみたい方に、初めて所有する方に最適な、コンパクトビューティアンモライト片です! 本標本はアンモライトに最もよくみられる赤、緑色を中心に、オレンジ色のグラデーションが施されています。大きさはさほどありませんが、質の高いアンモライトです。 圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ち、アンモライトがここにあらわれました。この素敵な古代からの贈り物を、お手頃な大きさ、お値段で手にとって鑑賞したいという、ビギナーコレクターの方におすすめします。 |

この商品を購入されたお客様のお声
初めてアンモライトと呼ばれるものを目にしました。画像では見ていましたが角度により色彩が檄変する現象は実物でしか得られない感動で、購入品としては久しぶりに満足した一品でした。付属のガラスプレートも利用させて貰います。ありがとうございました。
鹿児島県/男性
アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























