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縦に置いても円い!横に置いても円い!円弧で光るアンモライト/【al058】
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まあるいフォルムが珍しい、アンモライトです。写真からはわかりにくいかもしれませんが円弧状の表面が光っています。
皆様にお譲りしているアンモライト片は平面状の部分が光るものがほとんどです。が、今回のアンモライトはまあるい形でころころっキラキラッとひかる、可愛いタイプです。
でも、しっかり光るんですよ。この、緑色の輝きをご覧ください。蛍光色のような光り方です。こちらのアンモライトは蛍光灯で光をしっかり当ててあげたほうが、よく光ります。
緑色に加えて、赤、青色なども主張をはじめました。見ているだけで明るい気持ちになってしまいます。
表面はラウンド型で、光る面には当然角度がついています。それゆえ、光を当てたとき端から端までいっぺんに光りまくるということはありません。そこがいいんです。次はどこにスポットライトを当てようか・・・。そんな気持ちになって鑑賞の楽しみがまた一つ増えます。
例えばこういう配色が出たときは嬉しいですね。
しばし見入ってしまいます。
あるいは、希少な青色を発見したとき。
一番上の一枚目の写真と見比べてみてください。光の当て方でこうもニュアンスが変わります。おもしろいっ!
オーシャンブルーも現れました。?海の世界が広がっていくよう。ビタミンカラーの黄色も登場です。
縦置きも安定します。横ほどの安定感ではないので、粘土をご使用ください。
宝石のよう。右下の赤色部分は、ステンドグラスのようにも見えます。
アンモナイトの形状を彷彿とさせるラウンド型はとても珍しいです。まあるいフォルムがどうしてもにくめない、ずっと大切にしたくなるアンモライトです。
商品スペック
| 商品ID | al058 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 縦に置いても円い!横に置いても円い!円弧で光るアンモライト |
| 産地 | Albert, Canada |
| サイズ | 幅6cm / 高さ4cm / 厚み4.5cm / 215g |
| 商品解説 | とても珍しい形をした、円弧状のアンモライト片の登場です。 本標本は円柱から切り取ったような、まあるいフォルムをしています。 縦置きにしても、横置きにしても、愛らしい円い形が現れます。これだけでもかなりの面白さがある標本です。 化石セブンがお譲りしているアンモライト片の多くは、光る面が平面状の場合がほとんどなのですが、本標本は光る面がラウンド状で円弧部分全てが光るので、光り方に奥行きが感じられます。 配色は、黄緑や緑色の発色が主で、見方によっては紫色や青色、時にビビッドなオレンジ色がきらきらっと顔をのぞかせます。 蛍光灯で強く光を当てると、緑と青緑色のきれいな色が現れます。 横置きが最も安定しますが、粘土を少し用いると縦置きでも安定します。置き方によって色の出方が変わります。お好きな角度を見つけて見てください。 |

この商品を購入されたお客様のお声
先ほど、アンモライトの方が届きました。非常に美しい緑色の、素敵な化石で、早速飾らせて頂きました。また、ご縁がありましたら、宜しくお願い致します。
東京都/女性
アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























