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赤・グリーンで両面が光る、お得なアンモライト/【al056】
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両面が光るL字型アンモライトです。色は、アンモライト代表的な色の赤・緑色中心です。
表面は特に赤色が美しくあらわれます。
緑、黄緑、黄色があることで、赤の透明感がさらに引き立ちます。
90度置き換えて撮影してみました。一枚目の写真と表情がまた違って面白いですね。いずれにしても、本標本は直線が多く、シャープでクールな感じがします。
写真では分かりにくいかもしれませんが、厚みは4センチとかなりあるので、平置きにすると高さが出ます。重みも結構あり、片手で持つと「ずっしり」きます。
このライン、シャープですねえ。曲がったことは大嫌い、真っ直ぐな性格のお方のようです。
色の出具合も「どうだっ」と言わんばかりの、アンモライトに代表的な赤・緑色をしてきます。とてもきれいな王道の配色です。
手に持つとこんな感じ。見た目より重いんです。指で支えると手がプルプルしてきます。下の写真とお比べください。
上の写真と?まったく同じ面です。光の当て方を変えています。アンモライトのよいところは、こうやって光の出方を探して楽しめるところではないでしょうか。飽きません。何度見ても。
さて、こちらが裏面です。アンモライト両面光り!とうたっているほど、こちらも負けず劣らず光ります。しかも表には出ない色(たまに青も出ます)が出るので、楽しみ方が広がります。
正面から。
なかなかのものです。これが裏面なのです。表面といってもいいくらいです。時々は裏返して置いてあげると彼も喜ぶことでしょう。
中央に青色も伺えます。
最後に、表面も負けていないという意味で赤のベストショットを。2面で4色分楽しめる、大変お得なアンモライト紹介でした。
商品スペック
| 商品ID | al056 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 赤・グリーンで両面が光る、お得なアンモライト |
| 産地 | Albert, Canada |
| サイズ | 幅6cm / 高さ7.5cm / 厚み4cm / 325g |
| 商品解説 | 赤・グリーンで両面が光る、お得なアンモライトの登場です。 アンモライトに代表的な赤、緑色が目立つ配色です。 ほぼ90度にカットされたL字の形や、全体的に直線が多い本標本は、シャープで洗練されたものを連想させます。 何といっても特徴は、両面光りすることです。通常、両面が光るといっても、片方の面は輝きが少なかったりするものですが、このアンモライトはしっかり裏面も輝きを保っています。 両面でこの価格はお得です。 |

アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























