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珍しい形!7色の野鳥のような、豪華色アンモライト片/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al053】
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珍しい形!7色の野鳥のような、豪華色アンモライト片/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al053】
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みなさん、こちらのアンモライト片、何かの形に見えませんか?
私には「七色の鳥」のように見えるのですが、いかがでしょうか??撮影している間中、私にずっと主張してくるのです。「私は鳥よ・・・」と。
何とトサカのような部分(赤色)もあるではありませんかっ。そして眼も(青色)!
ただの鳥ではございません。7色の高級な鳥です。そのように見えてくると想像がとまりません。
オレンジの羽根が彼のおしゃれな部分にアクセントを利かせています。
羽根も一枚一枚異なる色で相当なクールガイを装っています。
想像が行き過ぎてしまいました。さて、本標本はユニークなフォルムに負けないくらいの発色の良さが特徴です。
色味に関しては、グリーン、赤、青、黄色、オレンジといった主要な色が全て織り込まれた、かなりお得感の得られる豪華バージョンとなっております。
特筆すべきは、写真でご覧いただけるような、どこまでも均一に広がる発色の良さです。
いわゆる「竜のウロコ」状のものは見られず、隣りの面との堺目部分が区切れなく光ります。6センチ×5.5センチ四方の中に、光のベールがかかったよう。
180度向きを変えて撮影してみました。?こちらも素敵です。
このはっきりくっきりとした青色と赤色は嬉しいですね。
光をごくごく弱くあてると、このような柔らかなパステル調にもなります。
縦置きにするときは粘土が必要になります。
商品スペック
商品ID | al053 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 珍しい形!7色の野鳥のような、豪華色アンモライト片 |
産地 | Albert, Canada |
サイズ | 幅6cm / 高さ5.5cm / 厚み3cm / 220g |
商品解説 | これでもかというほど、美しい色がちりばめられたアンモライトの登場です。 全体は黄緑を主体に、赤、緑、オレンジの発色がよく出ています。特にすばらしいのは、青とエメラルドグリーンの鮮やかさ。この2色は層も少し盛り上がっているため、非常に浮き立ちます。吸い込まれそうな深海の色をお手元で楽しめます。 一番安定するように置くと、なぜか鳥の顔に見えてきます。私だけでしょうか。七色の野鳥をも思わせるアンモライトです。 |
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。