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水なし熱帯魚を飼いませんか?熱帯魚が泳いでいるかのような全面が光るアンモライト/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al049】
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水なし熱帯魚を飼いませんか?熱帯魚が泳いでいるかのような全面が光るアンモライト/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al049】
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皆さん、このユニークな形のアンモライト、何かに見えませんか?
そうです。私の独自な見方かもしれませんが、どうしても魚(熱帯魚)にしか見えないのです。何と「目らしきもの」まで表現されているではありませんかっ。
尾びれに見えてきませんか?私の勘違いでしょうか・・・。
このユニークすぎるフォルム、かなり希少な形だと思います。が、注目したいのはそこだけではありません。
それは、どこまでも光を放ち続ける、美しい色の出方です。
ほとんど照明を当てていません。自らが光っていらっしゃいます。やはりあなたは熱帯魚なのか!?
本標本は赤、緑は特筆すべき発色をなしています。ビビッドな、目の覚めるような赤と緑のコンビネーションです。
この微妙なグラデーション。自然界が作り出した傑作だと思いませんか。
まるで黒い海の中を、輝きを発しながら遊泳しているかのよう。
上下反対に置いてみましたが・・・。なにやら見慣れないような感じもします。熱帯魚にしたくないときはこっちでもいいかもしれません。
アンモライトの中でもよくみられる緑や黄色の色は「成長」「知性」「財産」を高める色として風水でも取り入れられています。
いくつもの層が重なりあって、さまざまな発色をなしています。
比較的広い面で発色している部分です。美しい。
平置きが一番安定します。このように飾りたいときは、粘土で固定することをおすすめいたします。
商品スペック
商品ID | al049 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 水なし熱帯魚を飼いませんか?熱帯魚が泳いでいるかのような全面が光るアンモライト |
産地 | Albert, Canada |
サイズ | 幅10cm / 高さ5cm / 厚み2.5cm / 155g |
商品解説 | 赤と緑の発色が強いアンモライトです。 特長なのは、そのユニークなフォルムです。 なぜか熱帯魚が遊泳しているかのような形をしています。 しかも眼に見える部分がとても慎み深く、にこっと笑っているかのようです。 非常に発色が強く、何もしなくても光っていますが、ライトが当たるとより濃く鮮やかに色が浮き立ちます。 平置きすると安定します、縦でも安定しますが、粘土などで補強をしたほうがより安心です。 コンパクトで美しいので、プレゼントにも最適です。 |
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。