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コンパクトながら奥行あり、裏もある、ウロコ状のアンモライト/【al033】
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深い緑が基本色ですが、写真のようにライトな味わいになることもあります。ころころ変わるため、なかなかお伝えしたい色合を出せません。
緑色が強いため、平坦に見えますが、実際にはかなりハイライトとシャドウがはっきりした標本です。
光に影響を受けやすく、発色が非常に強いのが特徴です。光を正面から受けると、青りんご色に輝きます。まるで自らが光を放っているかのようです。
自然光ではこのように見えると思います。つまりあざやかです。
横、平置き、縦ともに安定して置けます。お好きなようにお飾り下さい。
ところどころ赤が確認できますが、実際にはもっと鮮やかです。
なんと裏綿にもアラゴナイト層がっ!!美しいみどりが隠れていました。二度、美味しいじゃありませんか。
裏とはいえ、発色は素晴らしいですよ!
魚のウロコのようなクラックがおもしろい味わいを生み出しています。
すこしひかりを落とした方が原色に近くなります。明瞭になります。
アンモライトの存在を知らない人が本標本を発見したら、カラフルな魚のウロコと思ったかも!?
より黄色に変化!
まっ黄色にちかくなりました。
全体としてバランスがよく、全面にアラゴナイト層が広がります。裏にも確認でき、お得な標本です。
商品スペック
| 商品ID | al033 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | コンパクトながら奥行あり、裏もある、ウロコ状のアンモライト |
| 産地 | Canada |
| サイズ | 幅8cm / 高さ5cm / 厚み4cm / 220g |
| 商品解説 | 一見コンパクトですが、厚みがあるため、縦、横、平置き、どのように置いても安定します。鱗状の独特の模様がワンポイントになっています。 |

アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























