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同種平均を超える3.1cm!存在感あふれるLサイズ、エルラシア・キンギ(Elrathia kingii)のマルチプレート標本/【tr1425】
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こちらは、カンブリア紀を代表する三葉虫、エルラシア・キンギのマルチプレート標本です。エルラシア・キンギは流通量が非常に多いポピュラーな種ですが、「自由頬の有無」「サイズ(3cm超は大型)」「複数個体の存在」といった条件が揃うと、一気にコレクション価値が増してきます。大きい方の個体は3cmを超え、左右の自由頬もきれいに残っています。1枚の母岩に複数の個体が認められる見応え十分な一品です。
その3cm超の個体をクローズアップしました。胸部は通常13個の体節から構成され、小判のようなシンプルな輪郭を持っています。三葉虫としては比較的初期のグループに属するため装飾性はほとんどなく、原始的な構造を留めています。生態は海底の泥の上や浅い層に潜り込んで暮らす底生生物で、食性は海底の泥に含まれる有機物や微生物をこしとって食べる「デトリタス食」と考えられています。
彼らの天敵は、カンブリア紀の頂点捕食者であるアノマロカリス類だったと考えられています。エルラシア属は当時の海底生態系において大繁栄していた優占種でした。
エルラシア・キンギが繁栄した古生代カンブリア紀中期(約5億600万年前〜5億500万年前)は、多細胞生物が一気に多様化した「カンブリア爆発」の最盛期から直後にあたる時代です。ちょうど、外骨格(硬い殻)を持つ生物が急増し、生物同士の捕食・被食の関係が複雑化し始めた時期にあたります。
裏面の写真です。こちらはやや明るいグレーの頁岩となっています。エルラシア・キンギが採集されるユタ州ミラード郡のウィーラー層では、様々な色合いの母岩が見られます。基本的には暗灰色の非常に細かい泥が層状に固まった頁岩ですが、このようにやや明るいトーンの母岩も存在します。
エルラシア・キンギといえば図鑑や教科書によく掲載されている、三葉虫の代表格です。
最厚部は約1.8cmです。頁岩らしい層状構造が観察できます。
11.5cm×9.3cmのしっかりした母岩の上に、3.1cmの大型個体と2.4cmの個体が並んでいます。2.4cmも大きめです。
100円硬貨との比較です。自由頬まで美しく残された精緻な保存をお楽しみください。
商品スペック
| 商品ID | tr1425 |
|---|---|
| 年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
| 学名 | 同種平均を超える3.1cm!存在感あふれるLサイズ、エルラシア・キンギ(Elrathia kingii)のマルチプレート標本 |
| 産地 | Utah, U.S.A. |
| サイズ | 本体直線距離3.1cm 2.4cm 母岩含め全体11.5cm×9.3cm×厚1.8cm |
| 商品解説 | 同種平均を超える3.1cm!存在感あふれるLサイズ、エルラシア・キンギ(Elrathia kingii)のマルチプレート標本 |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。




























