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中央軸と13節の体節が明瞭に保存された約31ミリの大きめ個体!米国ユタ州産エルラシア・キンギ(Elrathia kingii)/【tr1401】
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こちらは、米国ユタ州ミラード郡のWheeler Formationから産出したカンブリア紀の三葉虫、エルラシア・キンギです。三葉虫は、恐竜が現れるはるか以前の古生代に繁栄した節足動物。エルラシア・キンギは、カンブリア紀を代表する種類の一つで、シンプルな体制と小型でまとまりのよい姿が特徴です。全体はコインほどのサイズで、三葉虫の基本構造を観察しやすい標本です。
エルラシア・キンギの見どころは、すっきりとした体節構造です。中央に隆起した軸部が通り、その左右に細かな肋部のラインが並びます。複雑なトゲや装飾をもつ後の時代の三葉虫とは異なり、カンブリア紀らしい素直な形を観察できます。
尾板、つまり体の後端部分は、小さくまとまっています。カンブリア紀の三葉虫では、こうした比較的シンプルな尾板をもつ種類が多く見られます。デボン紀など、後の時代に発達したトゲをもつ三葉虫と比べると、全体のつくりはかなり単純です。近年の研究では、エルラシア・キンギが低酸素に近い環境へ適応していた可能性も指摘されており、実際、周囲に天敵がいなかったのかもしれません。
手に乗せて撮影しました。全長約3.1cmで、ちょうどコインほどのサイズ感です。小型ながら、中央軸と左右の体節が見やすく、三葉虫らしい形をしっかり確認できます。
裏面です。三葉虫は節足動物で、化石として残りやすいのは主に硬い外骨格の部分です。柔らかい組織は分解されやすく、通常は保存されません。
本体直線距離は約31ミリです。エルラシア・キンギとしてはやや大きめの個体です。
100円硬貨との比較です。中央の軸部と、左右に広がる胸部の体節がよく確認できます。エルラシア・キンギは、教科書や図鑑でも紹介されることの多い定番の三葉虫。初めての三葉虫標本としても分かりやすく、基本構造を見比べる基準にもなります。
こちらは、エルラシア・キンギの生息時の想像復元図です。化石本体とあわせて見ることで、カンブリア紀の海底を歩いていた生物としての姿をイメージしやすくなります。
商品スペック
| 商品ID | tr1401 |
|---|---|
| 年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
| 学名 | 中央軸と13節の体節が明瞭に保存された約31ミリの大きめ個体!米国ユタ州産エルラシア・キンギ(Elrathia kingii) |
| 産地 | Millard County, Utah, U.S.A. |
| サイズ | 本体直線距離3.1cm |
| 商品解説 | 中央軸と13節の体節が明瞭に保存された約31ミリの大きめ個体!米国ユタ州産エルラシア・キンギ(Elrathia kingii) |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。






























