頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体 三葉虫 販売

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頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体/【tr1378】

頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)【tr1378】

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頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体(その1)

こちらはモロッコ・デボン紀層から産出した三葉虫、ホラルドプスの上質個体です。幅広い体躯に長い頬棘、そして何と言っても尾部を中心に伸びる美しいフリル(側棘)が魅力です。

頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体(その2)

ご覧の通り、通常品とは一線を画す極めて状態の良い標本で、全体形状はもちろん、細部の保存も驚くほど良好です。モロッコの専門工房で腕を磨いた熟練プリパレーターの技術が随所に見て取れます。

頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体(その3)

皺の寄った頭鞍部。大きな複眼が左右に開いて配置されていることが分かります。視野が広く、視力も優れていたのでしょう。

頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体(その4)

胸部体節は約10個から11個。他の属と比べて若干多めで、ホラルドプス特有の「節だった」印象はここらへんから来ているのでしょう。

頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体(その5)

そして、最大の特徴とも言って良い、尾部のフリル(側棘)。先端まで完璧にクリーニングされています。

頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体(その6)

長い頬棘と大きな複眼が上から見ると余計に目立ちますね。

頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体(その7)

左眼をクローズアップしました。多数の小さなレンズが集まり、ホラルドプス特有の大きな複眼を形成しています。複眼は、各レンズが独立して対象を捉えるため、素早く動く物体を察知するのに優れた構造です。高速で飛ぶ現生の昆虫にも見られる、進化上の洗練された仕組みです。

頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体(その8)

反対側の複眼にも、左側ほどではないもののレンズが確認できます。上方へ大きく突き出した迫力ある眼が、いかにもホラルドプスらしい印象を与えます。

頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体(その9)

正面から撮影しました。ホラルドプスは頭鞍部がさほど大きくなく、また中央軸も盛り上がりも小さめです。それゆえ、比較的平板な印象を受ける三葉虫です。

頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体(その10)

裏面はほぼ平らにカットされていますので、平置き時に安定します。

頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体(その11)

側面から撮影しました。母岩は十分に厚みがあり本体をしっかり支えています。

頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体(その12)

約10センチ弱の母岩の上に、背周り約79ミリのホラルドプスが乗っています。

頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体(その13)

100円硬貨との比較です。幅広の体型と緻密な胸部体節が際立つ、ホラルドプスの上質個体です。頬棘・複眼・フリルといった象徴的な部位も、いずれも良好に保存されています。

ネームカード

商品スペック

商品ID tr1378
年代 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
学名 頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体
産地 Djebel Oufaten, Morocco
サイズ 本体カーブ計測7.9cm 母岩含め全体9.7cm×6cm×高5.2cm
商品解説 頬棘、複眼、フリルなど、シンボル部位がしっかりと保存!ワイドで存在感ある、モロッコ産三葉虫、ホラルドプス(Hollardops)の上質個体

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

三葉虫とは?

世界の三葉虫カタログ

三葉虫の種類・分類はコチラ

名前の由来(ゆらい)

三枚の葉の石

たんてきに言うと?

世界中の海に住む節足動物

どうして三葉虫は三葉虫っていうの?

三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。

どうやって身を守る?

三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。

何と種類は1万種!

三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!

三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)

三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!

食性

ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。

生態

敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。

種類と産地

1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。

方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。

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