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複眼・側棘など精緻に保存された、極上と評して良い、見事なホラルドプス(Hollardops)の化石/【tr1368】
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こちらは、北アフリカ・モロッコのアンチアトラス山脈・オウファテン・ジベルで採集された、デボン紀中期の三葉虫、ホラルドプスの上質個体です。
ホラルドプスは典型的なファコプス目(もく)に分類される三葉虫の一つで、頭部から左右に伸びる厚く、大きな頬棘が特徴です。
頭部の先端がやや尖っているのも特徴の一つ。また、ファコプス類に特徴的な、複数の独立レンズからなる複眼を持っており、視覚能力に優れた生物だったと考えられています。
その独立したレンズをご覧いただきましょう。こちらの標本はモロッコの専門工房のベテラン・プリパレーターが細部まで精緻に仕上げたものです。
眼は270度近く開いており、周囲を広く見渡せるような構造になっていたことがわかります。真上から見ても、複眼のレンズの一部が確認できるため、上から襲われても、素早く対処できたのではないかと思われます。
胸部は約10節の体節に分かれており、このように体を折り曲げることができるほど、柔軟性がありました。
尾部には、左右5~6対ほどの側棘(いわゆるフリル)があり、防御や海底の泥に沈み込まないように利用されていたと思われます。
右側の複眼も、多数のレンズが保存されており、極めて上質な標本です。
ホラルドプスと同定するポイントの一つ、尾板。
ホラルドプスは比較的体高があり、立体的な三葉虫です。
裏面はほぼ完全にフラットにカットされており、平置き時に非常に安定します。
本体カーブ計測は約77ミリあります。平均より大きな個体です。
100円硬貨との比較です。ベテランプリパーレーターによる、丁寧な仕事が施され、見事な保存状態を維持しています。極上と評して良い、上質のホラルドプスの化石です。
商品スペック
| 商品ID | tr1368 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
| 学名 | 複眼・側棘など精緻に保存された、極上と評して良い、見事なホラルドプス(Hollardops)の化石 |
| 産地 | Djebel Oufaten, Morocco |
| サイズ | 本体カーブ計測7.7cm 母岩含め全体9.5cm×6.6cm×高4.5cm |
| 商品解説 | 複眼・側棘など精緻に保存された、極上と評して良い、見事なホラルドプス(Hollardops)の化石 |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。






























