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非常に美しいエナメル質を保つ 上質なメガロドン(Otodus megalodon)の歯化石/【sh352】
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こちらは、約2,300万年前(中新世初期)から約360万年前(鮮新世初期)にかけて、世界中の海域に生息していた巨大な肉食ザメ、メガロドンの歯化石です。
かつては現生のホホジロザメの近縁種と考えられていましたが、現在ではオトドゥス属(Otodus)という古代の大型ザメの末裔であるとされ、学名も Otodus megalodon と記載されるようになりました。

メガロドンは、こうした歯以外の部位は化石として残りにくいため、その体長は推定に基づくものです。現生のサメの中で比較的近縁とされるホホジロザメの歯と比較することで体長が推定されており、最大で20メートルに達したとする説もあります。
これは現生最大の魚類であるジンベイザメをも凌ぐサイズで、しかも肉食で、非常に凶暴な性質を持っていたと考えられています。主な捕食対象は、古代のクジラ、アザラシ、ウミガメなど、大型の海洋生物だったとされています。

裏面の保存状態も非常に良好です。歯冠はメガロドン特有の独特の光沢を帯びており、非常に美しいです。

刃先にかけてやや一方に偏っていますが、これは歯が生えていた位置に関係があると考えられています。中央付近に生えていた歯は左右対称であることが多く、奥にいくほど一方に傾く傾向が見られます。
この特徴に照らすと、本化石は左右いずれかの奥歯に近い位置に生えていたものと推定されます。

メガロドンの歯化石特有の質感と光沢は、見る者を魅了します。化石の色は本来の色というよりも、埋まっていた地層や堆積環境に大きく左右される傾向があります。詳しくはコラム「化石の色はどのように決まるのか。メガロドン歯化石から探る。」を御覧ください。

最厚部は19ミリにも達する、非常に分厚い歯根です。全生物の歴史を通じても、メガロドンほど強力な咬合力(噛む力)を持つ生物はいなかったという説もあります。
その驚異的なバイティングパワーを支えていたのが、この太く、頑丈な歯根なのです。

長辺を計測すると、約9センチあります。

100円硬貨との比較写真です。非常に美しいエナメル質が保たれており、上質なメガロドンの歯化石であることが一目でわかります。
商品スペック
商品ID | sh352 |
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年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | 非常に美しいエナメル質を保つ 上質なメガロドン(Otodus megalodon)の歯化石 |
産地 | U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って9cm 厚1.9cm |
商品解説 | 非常に美しいエナメル質を保つ 上質なメガロドン(Otodus megalodon)の歯化石 |
メガロドンとは?
古代の海を支配した巨大捕食者、メガロドン
名前は「大きなノコギリ歯」を意味します。当時の海洋で圧倒的な存在感を誇った巨大な捕食者でした。骨格は軟骨で構成されていたため化石化しにくいものの、歯は非常に丈夫で、多くの化石が発見されています。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの大きさ
現在の捕食性の大型海洋生物が最大で約6メートルに達するのに対し、メガロドンはその3倍以上のサイズです。推定値ではあるものの、成長すると全長18メートル、体重30トンに達したという説があります。この大きさは現代の大型鯨類と並ぶ規模でした。
メガロドンと他の生物との比較
以下の比較図をご覧ください。現代の海洋生物と比べても、メガロドンの巨大さが際立っています。人間が近くにいたとしても、メガロドンにとっては関心を引く対象ではなかったでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの生息時代
メガロドンは約600万年前の新生代第三紀中新世を最後に絶滅しました。当時の類人猿アウストラロピテクスが誕生したのは約400万年前であり、メガロドンと人類の祖先が接触することはなかったと思われます。
再生可能な歯の仕組み
メガロドンを含む軟骨魚類の歯は「多生歯性」と呼ばれ、生涯にわたって何度も生え変わります。この仕組みにより、折れてもすぐに新しい歯が生えてきます。歯の形状には主咬頭に加えて副咬頭があり、噛み付いた獲物を逃がさない構造になっています。一部の化石にはこの副咬頭が残されているものもあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org