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「オールナチュラル」を確認済みの、希少なメガロドン(Megalodon)の歯化石。エナメル質、セレーションが残存しており、良形で大きい!/【sh314】
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「オールナチュラル」を確認済みの、希少なメガロドン(Megalodon)の歯化石。エナメル質、セレーションが残存しており、良形で大きい!/新生代第三紀(6600万--260万年前)【sh314】
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こちらは、米国ノースカロライナ州の河川で発見された、完全に「オールナチュラル」のメガロドンの歯の化石です。ハンターの方針により、レジンなどを使った再構築が一切行われていない、自然のままの状態が保たれています。無補修の標本は一般的に一部が欠けていることが多いですが、この標本は大部分が非常に良好な状態で保存されており、見事な逸品です。特に、エナメル質や歯のギザギザ(セレーション)がしっかりと残っている点にもご注目ください。
メガロドンは約2300万年前から約300万年前頃(棲息年代については諸説あり)にかけて、世界中の海の棲息していた極めて巨大な肉食ザメです。当時の海洋の食物連鎖の頂点に君臨していた生物で、名前の通り、メガ(巨大な)なドン(歯)を有していました。
こちらの歯化石は歯冠と歯根ともに素晴らしい状態で残されています。
またほぼ左右対称で美しい山型をしています。
両面ともにエナメル質がしっかりと保存されており、さらに、強力な咬合力を支えていたと思われる厚みのある歯根も残っています。歯根とは、写真の下側に見える褐色の部分で、歯茎の中に埋まっていました。
成長したメガロドンの歯化石は非常に分厚く、中央がこんもりと盛り上がっています。
エナメル質はややブラウンがかった薄いカーキ色を呈しています。エナメル質の色や化石の色は堆積環境の影響を受けるため、この地域の標本は一般的にこの系統の色合いを示しています。詳しくはコラム「化石の色はどのように決まるのか。メガロドン歯化石から探る。」を御覧ください。
先端まで保存された美しい歯化石です。ナチュラルな標本によく見られるエナメル質に残った皺も、注目すべきポイントです。
根本から撮影した写真です。メガロドンは全時代全生物を通じて、最強ともいわれる強靭な咬合力(噛む力)を持っていたと考えられています。しかし、約300万年前から約200万年前には絶滅したとされています。メガロドンは温暖な水域に適応していたため、寒冷化が進んでいた地球の環境に適応できなかったことが原因だという説があります。詳しくはコラム”メガロドンはいかにして絶滅したか?”を御覧ください。
長い方の辺に沿って、115ミリほどあります。
100円玉との比較。オールナチュラルを確認済みの、希少なメガロドンの歯化石です。エナメル質、セレーションが残存しており、良形で大きな歯化石です。
商品スペック
商品ID | sh314 |
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年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | 「オールナチュラル」を確認済みの、希少なメガロドン(Megalodon)の歯化石。エナメル質、セレーションが残存しており、良形で大きい! |
産地 | North Carolina,U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って11.5cm 厚2.2cm |
商品解説 | 「オールナチュラル」を確認済みの、希少なメガロドン(Megalodon)の歯化石。エナメル質、セレーションが残存しており、良形で大きい! |
メガロドンとは?
ジョーズも真っ青、古代のサメはさらに3倍!!
名前の由来は大きなノコギリ歯の意味。当時の海を支配していた最凶の殺戮マシーン。サメの骨は軟骨であるため化石にはなりにくいのですが、歯はしっかり残ります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
ニューヨーク自然史博物館
サメは古代から存在する、生きた化石です。現在では、映画「ジョーズ」で出演?したホオジロザメが有名で、最大6mにも成長します。
しかし、メガロドンの大きさはそんなものではありません。これまで発見された中で最も大きなサイズは、なんと全長18m・体重30tのサイズがあったと言われています。これは現在のジンベーザメやマッコウクジラと同じくらいの大きさです。
もはや、サメではありません。巨大怪獣です!
以下の比較図をご覧下さい。ジョーズであれだけ恐怖だったホオジロザメがかわいく見えます。人間なんて、何の腹の足しにもならないでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドン、ホオジロザメ、ヒト
残念ながら??我々人類の祖先と共存した時代はありませんが、こんな猛獣がいたら、おちおち海釣りもできませんね。メガロドンは新生代第三紀中新世(600万年前)を最後に絶滅。類人猿アウストラロピテクスは400万年前に誕生。
何度でも生え変わるハンター仕様の歯
サメの歯は多生歯性で、生きている間に何度も生え変わります(人間は一度だけ)。折れても復活するまさにハンター専用のスペシャル仕様になっています(デンタルバッテリーと言います)。
しかも、歯の形が大きな主咬頭に加え、いわゆる返しのための副咬頭が付いており、一度噛み付いたものをしっかりとホールドする、恐ろしい仕組みになっています。化石になっても、副咬頭が確認できるタイプがあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
2頭のクジラの仔を襲うメガロドン(想像図)