274グラムのズッシリ標本！大きな結晶体がいくつも見られる、黄鉄鉱、またの名をパイライト(pyrite) 鉱物 販売

274グラム、大ぶりの鉱物パイライト（Piryte）をご紹介します。和名では黄鉄鉱（おうてっこう）で知られる、金属光沢を持つ鉱物です。

大きな塊の黄鉄鉱標本です。幅は８センチ弱、奥行５.５センチの大ぶり標本です。

黄鉄鉱は立方体の結晶を基本として８面体、１２面体などの結晶も存在します。pyriteの“pyr”の部分はギリシャ語で「火」を意味する言葉です。

大きな成長を遂げた結晶体が見られます。

真鍮色の金属光沢が大変眩く、ハッと目を惹きます。

裏面です。淡い金色を呈しているので、まるで金の塊のように見えますね。黄鉄鉱は金鉱山の採掘者にとってもやはり同じように見えたようで・・・。この重さ、そして塊を見ると、「金が採れた！」と思ってしまうのですが、実は黄鉄鉱だったということがいく度もあったようです。金ほどではないですが、黄鉄鉱もかなりの重さがありましたから、そう思うのも無理はありません。

金と見間違うことから、黄鉄鉱は英語で「fool's gold」（＝愚か者の金の意）といったニックネームを付けられるに至っています。このニックネーム、黄鉄鉱からしたらちょっと失礼な話かと個人的には思うのですが・・・。

金はもちろん素晴らしいのですが、黄鉄鉱は黄鉄鉱として見ていくと、大変興味深いものです。まず、この切り立ったような直線的結晶体。

そして一目見ると惹きつけてやまないこの色と、ゴツゴツした硬さ。独特の雰囲気をもつ鉱物です。

持っていると、特別な気分になれそうな黄鉄鉱標本。地球が育んだ鉱物の形を実物でお確かめ下さい。