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国内化石名産地、岐阜県赤坂金生山産、ツノガイの仲間、デンタリウム(Dentalium)の化石/【ot4751】
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こちらは岐阜県大垣市の赤坂金生山で採集された、古生代ペルム紀のツノガイ類(掘足綱)の化石です。ツノガイは細長く湾曲した管状の殻を持つ軟体動物で、殻の太い方(前口)を海底の砂泥に埋め、細い方(後口)を海底面付近に向けて生活していました。目を持たず、口の周囲から「捕食触手(Captacula)」と呼ばれる細い触手を多数伸ばし、底生有孔虫などの小さな生物を捕らえて食べていたと考えられています。殻は両端が開いており、細い方の開口部を通じて水の出し入れや排泄を行っていました。
その細長い体躯が、母岩の上にくっきりと残されています。掘足綱はオルドビス紀に誕生し、現代の海にも生き残っている「生きた化石」的な系譜を持つ軟体動物です。
巻貝でも二枚貝でもない第三の貝、ツノガイという点が面白い。金生山の化石の中でも珍しい標本です。
現在は岐阜県大垣市に位置する金生山ですが、その石灰岩が形成されたペルム紀には、赤道付近に広がるパンサラッサ海(超海洋)の、火山島を基盤とする浅い海に位置していたと考えられています。当時は温暖な海が広がり、サンゴやウミユリ、フズリナなど、多様な海洋生物が繁栄していました。
アンモナイトや巻貝とは異なる、独自の進化を遂げた「掘足綱(ツノガイ類)」。一般的な貝化石とはひと味違う、通好みのコレクションです。
こちらの母岩には、ツノガイ類だけでなく、ウミユリの茎の化石なども見られます。金生山はウミユリの化石が豊富に産出することでも知られる、日本有数の古生代化石産地です。
裏面です。ゴツゴツとした石肌が露出しています。
最厚部約2.7cmです。
母岩の大きさは約12.4cm×約6.1cm。手に取っても存在感のあるサイズです。
100円硬貨との比較です。巻貝でも二枚貝でもない第3の貝……金生山産のツノガイ類の化石です。
こちらはツノガイ類の姿を再現したイラストです。
商品スペック
| 商品ID | ot4751 |
|---|---|
| 年代 | 古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前) |
| 学名 | 国内化石名産地、岐阜県赤坂金生山産、ツノガイの仲間、デンタリウム(Dentalium)の化石 |
| 産地 | 日本 岐阜県 |
| サイズ | 母岩含め全体12.4cm×6.1cm×厚2.7cm |
| 商品解説 | 国内化石名産地、岐阜県赤坂金生山産、ツノガイの仲間、デンタリウム(Dentalium)の化石 |

腕足類とは?
腕足類(わんそくるい)とは?
腕足類は、古生代に最も繁栄した海の生物の一つで、今から約5億年前のデボン紀を中心に活躍していました。見た目は貝に似ていますが、貝類とは全く異なる系統の生物です。
■特徴は?
1.二枚貝のような殻
腕足類は、2枚の殻を持ち、その殻を上下に開閉することができました。この殻の形状が、貝類に似ているため、しばしば混同されがちです。
2.軟体の腕
殻の内部には、軟体の腕を持っており、これを使って岩などにしっかりと固定していました。流されないように固定し、安定した場所で過ごすことができました。
3.フィルターフィーディング
腕足類は動かず、プランクトンなどを濾過して摂取する「濾過摂食」を行っていました。水中を漂う小さな生物を体内に取り込み、栄養を得ていたと考えられています。
4.深海に生息
腕足類は海底深くに住んでおり、安定した水流がある場所で過ごしていました。これにより、安定した環境で生きることができました。
■絶滅した理由
現生ではあまり見かけませんが、古生代のデボン紀に大繁栄を遂げた腕足類は、ペルム紀の大絶滅などを乗り越えて長い間生き残りました。しかし、その後の大絶滅や環境変化によって、現代の海洋環境ではほとんど姿を消してしまいました。
■化石としての重要性
腕足類の化石は古生代の海洋環境や生物群の研究において非常に重要です。化石としてよく発見され、かつての地球の海の様子を知る手がかりを提供してくれます。




























