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脚の先までくっきり!1億年前の姿をそのまま残す高透明琥珀、バーマイト(Burmite)/【ot4669】
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こちらは、双翅目(ハエ・カの仲間)などの昆虫を内包した琥珀です。琥珀に内包される虫は一般に非常に小さく、数ミリ程度です。しかし、ルーペや顕微鏡などでのぞくと、脚や翅、触角などの微細な構造まで立体的に保存されているものが多く、非常に見応えがあります。
こちらの琥珀はバーマイトと呼ばれるミャンマー産の琥珀で、白亜紀(約9,900万年前)の地層から産出する世界的にも非常に古いものです。恐竜時代の昆虫の姿を、ぜひご自身のお手元でご堪能ください。
透明度が高く、内部を観察しやすい個体です。琥珀はもともと、太古の樹木から染み出た樹脂が長い年月をかけて硬化したものです。樹脂というとピンとこないかもしれませんが、松ヤニなどを想像するとイメージしやすいでしょう。あの独特の匂いに誘われた虫たちが樹脂に足を取られ、そのまま化石化したものが、このような「虫入り琥珀」なのです。
比較的小さな個体ですが、内部の観察がしやすく、琥珀自体の美しさも際立っています。特に光が当たると、透明感あふれるハニーイエローからレモンイエローの輝きを見せてくれます。琥珀は人類最古の宝石の一つとも言われ、現代でも多くの愛好家に親しまれています。磨かれた樹脂が放つあたたかな輝きと、希少な生物起源の宝石の魅力をぜひお手元でお楽しみください。
白亜紀中盤(約1億年前)には、現代の昆虫と大きく変わらないほどの多様性があったと考えられています。こちらの標本も、長い脚や頭部・胸部・腹部に分かれた身体構造など、現生の昆虫に通じる特徴をしっかりと備えています。当時は獣脚類や角竜類などの恐竜が陸上を支配していた時代です。同時に被子植物(花を咲かせる植物)が急拡大し、それに伴って昆虫たちも多様化を遂げた重要な転換期でもありました。
琥珀の下部から側面にかけて、植物片や樹皮と思われる有機質のインクルージョン(内包物)が見られます。太古の森林環境を思わせる、天然琥珀ならではのリアルな産状です。
ミャンマー産の琥珀(バーマイト)は、バルト海産などの主要な琥珀産地と比べても圧倒的に古い、白亜紀後期の時代に形成された特別な琥珀です。
サイズは長辺約1cmです。コンパクトなルースの中に、太古の生命の痕跡が封入されています。
100円硬貨との比較です。小ぶりなサイズですが、樹脂の防腐・密閉効果によって中の昆虫は潰れることなく立体的に保存されています。ぜひ高倍率のルーペなどを使い、1億年前の白亜紀の観察をお楽しみください。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
太古の樹皮を滴る樹脂の復元イメージです。
商品スペック
| 商品ID | ot4669 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 脚の先までくっきり!1億年前の姿をそのまま残す高透明琥珀、バーマイト(Burmite) |
| 産地 | Myanmar |
| サイズ | 1cm×0.8cm×厚0.5cm |
| 商品解説 | 脚の先までくっきり!1億年前の姿をそのまま残す高透明琥珀、バーマイト(Burmite) |

バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が内包されており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。

琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。

では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。

さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。

バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。





























