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国内マニアックシリーズ!裏までぎっしり詰まった、風格漂う国産コレクターズピース。石炭紀の絶滅サンゴ、シフォノデンドロン(Siphonodendron)の化石/【ot4630】
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こちらは、岩手県大船渡市桶口沢で採集されたシフォノデンドロン(Siphonodendron)の群集化石です。シフォノデンドロンは古生代にのみ栄え、ペルム紀末の大量絶滅で完全に地球上から姿を消した「四射珊瑚(ししゃさんご)」の仲間です。現代のサンゴ(六射サンゴ)とは系統が異なる絶滅グループです。
シフォノデンドロンは個虫(ポリプ)の入る管状の骨格(個体骨格)が、お互いに完全に密着せず、少し隙間を空けて木の枝のように枝分かれしながら上方に伸びた群体を作ります。本標本でも個体同士のすき間に母岩が入り込んでおり、その独特な構造がよく観察できます。
属名の Siphonodendron は、ギリシャ語の「Siphon(管)」+「dendron(樹木)」に由来します。その名の通り、「管が集まってできた樹木」のような群体であることから名付けられました。
このシフォノデンドロンが石炭紀の海中で群生していたとき、陸上ではロボク(蘆木)やリンボク(鱗木)といった巨大なシダ植物が大森林を形成していました。これらがのちに莫大な「石炭層」となったことから、この時代は「石炭紀」と呼ばれます。また、大気中の酸素濃度が地球史上最高(30%以上)に達した時期でもあり、メガネウラ(巨大トンボ)やアースロプレウラ(巨大多足類)などの巨大昆虫や、初期の両生類が陸上を闊歩していました。
詳しくはコラム「史上最大のムカデ、アースロプレウラ(Arthropleura)とは?」をご覧ください。
現在は岩手県の山中(北上山地)から産出しますが、石炭紀当時、この北上帯を形成することになる地塊は、赤道付近か南半球の温暖な低緯度海域に存在していたと考えられています。つまり、この標本は3億年以上前、赤道近くの南国の楽園だった海の記録でもあるのです。
サンゴの化石は世界各地から様々な種類が採集されますが、国産の古生代の群体サンゴ標本は、現在、商業的な流通量がとても少ない状態です。まさに「国産マニアックシリーズ」と評するにふさわしい、貴重なコレクションピースです。
裏面にもびっしりと化石が密集しています。小さなサンゴの断片ではなく、まさに石一面に群生した、見応えのあるブロック標本です。海外産のサンゴ化石は表面をツルツルに研磨して模様を目立たせる加工が多いですが、本標本は未研磨のナチュラルなタイプ。自然のままのリアルな風合いを楽しめる点も、ご注目いただきたいポイントです。
シックなグレーの母岩に、白系統の方解石で置換されたサンゴの骨格がとてもよく映えます。日本の水石にも通じるような、渋く引き締まった美しさがあります。
横幅11cm超・厚み5.2cmのどっしりとした塊状の標本です。卓上にディスプレイした際にも、存在感を放ってくれることでしょう。
100円硬貨との比較です。学名の「管のある樹木」が表すように、木の枝のように美しく群生した、古代の絶滅サンゴ、シフォノデンドロンの良質個体です。国産化石ファン必見の一品です。
商品スペック
| 商品ID | ot4630 |
|---|---|
| 年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
| 学名 | 国内マニアックシリーズ!裏までぎっしり詰まった、風格漂う国産コレクターズピース。石炭紀の絶滅サンゴ、シフォノデンドロン(Siphonodendron)の化石 |
| 産地 | 岩手県 日本 |
| サイズ | 11.4cm×8.4cm×厚5.2cm |
| 商品解説 | 国内マニアックシリーズ!裏までぎっしり詰まった、風格漂う国産コレクターズピース。石炭紀の絶滅サンゴ、シフォノデンドロン(Siphonodendron)の化石。岩手県大船渡市桶口沢 |





























