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もうオールドコレクションでしか入手できない、極めて希少なアルゼンチン・パタゴニア産のナンヨウスギ(アラウカリア・ミラビリス/Araucaria mirabilis)の球果(松ぼっくり)の化石/【ot4606】
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この化石、一体なんだと思いますか? どこかで見たことがあるような形ですよね。松ぼっくりに似ていると思った方は鋭い! まさにこちらは、現生のチリマツやシマナンヨウスギなどの仲間である「アラウカリア」の遠い祖先の球果の化石です。球果というのは、いわゆる「松ぼっくり」のことです。
植物が子孫を残すための「タネ」を大切に守り、育てる役割を持っています。うろこ状のパーツが何枚も重なって、丸い形を作っているのが特徴です。
つまりこの化石は、恐竜がいた時代のような大昔の植物が作った松ぼっくりが、長い年月をかけてそのまま石になったもの。そう考えると、なんだかワクワクしてきませんか?
しかも、ジュラ紀の球果の化石は極めて希少です。植物化石の中で、実(球果)は葉や木片に比べて圧倒的に残りにくいため、それ自体が希少ですし、多くの植物化石が地圧でペシャンコに潰れて見つかるのに対し、本作は「ほぼ完璧な3D立体形状」を維持しています。果鱗のエッジが摩耗せず非常に立体的で、すぐにそれと分かる当時の姿がそのまま残っています。
松ぼっくりの形のまま、カチコチの化石へと変貌した驚くべき標本。通常は、このようなディテールを維持することはまずできません。この化石は、激しい火山噴火の灰に埋もれ、地下の珪酸(シリカ)が細胞に染み込んで「石英(水晶の仲間)」へと変化したものです。これは特別な条件、たとえば、火山灰のシリカ成分が細胞に驚くべきスピードで染み込み、腐る前に「珪化(石英化)」したといったプロセスが奇跡的に積み重ならなければ、まず実現されなかったはずです。
この球果が生だった時代は、ジュラ紀。ジュラ紀といえば巨大な植物食恐竜が大繁栄した時代でもあります。彼らに、ムシャムシャ食べられないよう、当時のナンヨウスギは非常に硬い果鱗で身を守っていたという説があります。この標本はその説を体現するような証拠とも言えます。
完璧と申し上げても過言ではない、それほどの保存状態です。この独特の模様はひまわりの種や松ぼっくりに見られる、自然界の美しい規則性に基づいています。ジュラ紀の時代からすでにこの数学的な美(螺旋配列)が完成されていたことに生物の深遠さ、面白さを感じますね。単なる松ぼっくりという見た目の印象にとらわれてはいけません。実際に手に持つと、ずっしりとした質量感を通して、これが紛れもない「石」であることがはっきりと伝わってきます。
現在、産地であるアルゼンチンから新たに化石が輸出されることはありません。このように取引できるものは、過去のコレクターが大切に持っていたオールドコレクションのみに限られます。アルゼンチン産の古代ナンヨウスギの球果の化石はそれ自体の高い希少性と、こうした産地背景もあって、市場では非常に高値で取引されています。
球果としての構造が最もよく分かる、底部(または頭部)からの美しい同心円・螺旋構造です。果鱗が規則正しく並ぶ中心のディテールまでクリアに残されており、この個体の保存状態がいかに突出しているかを示しています。
手のひらに乗せると、この球果がいかに大きな個体であるかお分かりいただけるでしょうか。そして、この精緻な保存状態。これが1億数千万年前の球果だというのですから驚愕の一言です。繰り返しになりますが、現在、アルゼンチン・パタゴニア産のアラウカリアの球果は価格が高騰し続けています。これほど形が良く欠損の少ない個体は、国内外のミネラルショーでも出会う機会はほとんどないでしょう。ぜひこの機会にご検討ください。
横幅6センチに及ぶ、非常に立派な球果化石です。細かな果鱗の1枚1枚がどれほど精密に詰まっているか、じっくりご覧ください。
100円硬貨との比較です。もうオールドコレクションでしか入手できない、極めて希少なジュラ紀カロビアン期、パタゴニア産の球果の化石です。
こちらジュラ紀のナンヨウスギ(アラウカリア・ミラビリス)とそれを食べる竜脚形類恐竜の想像復元図です。
商品スペック
| 商品ID | ot4606 |
|---|---|
| 年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
| 学名 | もうオールドコレクションでしか入手できない、極めて希少なアルゼンチン・パタゴニア産のナンヨウスギ(アラウカリア・ミラビリス/Araucaria mirabilis)の球果(松ぼっくり)の化石 |
| 産地 | Patagonia, Argentina |
| サイズ | 6cm×5.8cm×厚4.7cm |
| 商品解説 | もうオールドコレクションでしか入手できない、極めて希少なアルゼンチン・パタゴニア産のナンヨウスギ(アラウカリア・ミラビリス/Araucaria mirabilis)の球果(松ぼっくり)の化石 |

10分で分かる植物の進化とは?
植物とは、光合成を行い、成長し、維持する栄養を生成する生物のことです。
現在もっとも進化しているとされる植物は被子植物(日本人が大好きな桜など)ですが、もとは、先カンブリア時代に誕生した藻類(そうるい)に遡ります。
その歴史を簡単に振り返ってみましょう。

植物の歴史は動物の歴史よりもはるかに長くさらに遡ります。
先カンブリア時代(約20億年前)には、すでに水中に藻類(そうるい)が出現していました。
古代より絶えることなく生きている生物種のことを、「生きた化石」などといいます(シーラカンス、ウミユリなど)が、植物は生きた化石の宝庫といえます。恐竜が地球に誕生するはるか前から、絶えることなく、地球上に生息し続けています。
最初の植物、藻類。(先カンブリア時代)
藻類は、水中で生活します。茎、根、葉っぱの区別はありません。体全体で栄養素を吸収して生息しています。先カンブリア時代から出現し、現世まで絶えることなく、生息しています。

地上で生活を始めたコケ類。(古生代オルドビス紀)
古生代オルドビス紀に入ると、コケ類が出現します。コケ類は、これまでの水中生活(藻類)から、陸上へと生活の場を広げました。とはいっても、湿った場所にしか生息できません。

大繁栄を遂げたシダ類。石炭の原料となった。(古生代石炭紀)
古生代石炭紀に入ると、シダ類が大繁栄します。はじめて、根、茎、葉っぱに分化した組織を持ち、栄養分を根から効率的に取り込むために、維管束(いかんそく)を持っていました。効率的に栄養素を取り込めるようになり、水の近くからやや離れても生息できるようになり、大繁栄を遂げました。大量に生息したシダ類は、石炭となり、人類の産業革命のきっかけとなったことは周知の事実です。コラム:シダ類と産業革命も合わせてお読みください。

種を持った初めての植物、裸子植物が誕生。(古生代ペルム紀)
恐竜の時代、古生代ペルム紀に入ると、種(たね)をもった植物が誕生します。裸子植物です(藻類、コケ類、シダ類は、胞子によって繁殖します)。硬い表皮で覆われた種が動物や自然環境によって遠方に運搬され、容易に勢力範囲を伸ばすことができるようになりました。

現在最も進化した植物、被子植物が誕生。(中生代ジュラ紀)
恐竜の時代、中生代ジュラ紀に入ると被子植物が誕生します。被子植物とは、胚珠(はいしゅ)が子房で覆われている植物のことです。子房は最終的に果実へと成長するため、容易に動物等に捕食され、その結果、種子を効率的に遠方に運搬できるようになりました。































