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国内破格の重量感(702g)を誇る、絶産地・秋田県小坂鉱山産、漆黒の金属光沢と虹色光沢(イリデッセンス)を放つ閃亜鉛鉱(Sphalerite)のマスターピース/【ot4593】
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こちらは秋田県小坂鉱山産の閃亜鉛鉱です。日本を代表する黒鉱(くろこう)鉱床として名高い産地ですが、現在はすでに閉山。そのため、一般市場でこれほどのサイズ感を持つ未加工の塊状標本が新規に流通することはほぼありません。全体が金属光沢を伴う漆黒に覆われ、一部に混じる黄金色の硫化鉱物が美しいアクセント。702gという、国内産としては破格のボリュームを誇る博物館級のピースです。
結晶面を傾けると、微細な表面の酸化などによって生じた青や紫色のイリデッセンス(虹色光沢)が浮かび上がります。等軸晶系に属する閃亜鉛鉱ならではの、平滑な結晶面が光を鮮やかに反射する見事な輝き。鉄分を多く含むため不透明な黒色に見えますが、結晶の仕上がりは非常にシャープです。
閃亜鉛鉱(スファレライト)の名前の由来はギリシャ語で「欺く・裏切る」を意味する「sphaleros」にあります。金属光沢が方鉛鉱(鉛の鉱石)に酷似していながら、いくら精錬しても鉛が出ず、当時の鉱夫たちを大いに混乱させた歴史がこの名の起源です。とはいえ、現在の人類のテクノロジーに不可欠な「亜鉛」の最も重要な資源(鉱石)です。閃亜鉛鉱は真鍮(黄銅)の材料、自動車の防錆メッキ、乾電池など、工業製品の根底を支えてきました。さらに、半導体や液晶パネルに欠かせないインジウムやガリウムといったレアメタルを微量に伴うケースが多く、現代のハイテク産業にとっても、まさに文字通りなくてはならない極めて重要な鉱物なのです。
どの角度からも、ギラリと輝く見事な金属光沢を堪能できます。1861(文久元)年の開山以来、明治から昭和にかけて我が国の近代化を支えた名門・小坂鉱山ですが、資源の枯渇に伴い1990年に採掘を完全終了しました。現在は新規供給が100%途絶えているため、歴史の生き証人とも呼ぶべき至高のコレクションピースです。
産地である秋田県小坂鉱山を語るうえで欠かせないのが、「黒鉱(くろこう)」です。黒鉱は、今からおよそ1500万年前、新第三紀中新世の海底火山活動にともなって形成された、日本を代表する熱水鉱床です。海底の熱水噴出孔から湧き出した金属成分が、冷たい海水と触れることで急激に沈殿し、長い時間をかけて鉱床となりました。
金、銀、銅、鉛、亜鉛など、多種多様な金属元素を含むこの鉱床は、世界的に見ても非常に特徴的な存在です。特に秋田県北部の北鹿地域は黒鉱鉱床の代表的な産地として知られ、地球のダイナミックな営みが凝縮された、まさに天然の金属デパートといえる存在です。
小坂鉱山では、1990年に採掘が終了し、鉱山としての歴史には幕が下ろされました。現在では新たに採掘されることのない絶産地の標本であり、このレベルの閃亜鉛鉱は国内の他産地ではまず見られません。歴史的産地、鉱物学的背景、そして標本としての美しさを兼ね備えた、非常に希少性の高いマスターピースです。
手に持って動かすと、劈開面がキラキラと輝きます。金属がもたらす上質な結晶面が描き出す陰影は見事です。
実物は手に持つと、驚くほどの質量感があります。この大きさでなんと700グラムを超えます。スファレライトの語源の通り、その圧倒的な重厚さで、良い意味で我々コレクターの予想を「欺いて」くれます。
劈開面を手でなぞると、水晶等の珪酸塩鉱物にはない、金属鉱物ならではの硬質で力強い手応えを感じます。金属メインの鉱石ならではの力強さもこの標本の魅力の一つです。
劈開面を手でなぞると、水晶等の珪酸塩鉱物にはない、強い反発力を感じます。金属メインの鉱石ならではの力強さもこの標本の魅力の一つです。
左右約7センチです。非常に比重が大きく、かつ純度の高い閃亜鉛鉱で、このサイズの標本は希少です。
100円硬貨との比較です。この詰まった感じ、金属質ならではの重量感、劈開面の美しさ、黒鉱(くろこう)独特の深みのあるダークな色合いなど、他産地では見られない、価値ある閃亜鉛鉱です。小さなピースではなく、早々見られない大きな700グラム超の団塊です。閉山地ならではの希少性も相まって、マスターピースと称するのに相応しい逸品です。
商品スペック
| 商品ID | ot4593 |
|---|---|
| 学名 | 国内破格の重量感(702g)を誇る、絶産地・秋田県小坂鉱山産、漆黒の金属光沢と虹色光沢(イリデッセンス)を放つ閃亜鉛鉱(Sphalerite)のマスターピース |
| 産地 | 秋田県 日本 |
| サイズ | 7.1cm×6cm×厚5.4cm 702g |
| 商品解説 | 国内破格の重量感(702g)を誇る、絶産地・秋田県小坂鉱山産、漆黒の金属光沢と虹色光沢(イリデッセンス)を放つ閃亜鉛鉱(Sphalerite)のマスターピース |






























