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国内鉱物コレクター必見の平瀬産モリブデン。1970年(昭和45年)夏採集、閉山鉱山が遺した銀灰色の記憶/【ot4502】
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こちらは、岐阜県白川村の平瀬鉱山で1970年に採集された輝水鉛鉱(モリブデナイト)です。かつて日本最大の生産量を誇ったこの鉱山は、世界屈指の高品位な標本を産出しました。その見た目から、名前はギリシャ語の「鉛」に由来しますが、実際には鉛とは何の関係もありません。
輝水鉛鉱の最大の特徴は、雲母のように薄く剥がれる「完全」な劈開(へきかい)。モース硬度は1から1.5と極めて柔らかく、指で触れるとわずかに脂っこい感触が残る独特の質感を持っています。
一見すると銀粘土のようにも見えますが、そこはやはり鉱物。触ってみると、たしかに硬い。
産業界では「鋼(はがね)のビタミン」と呼ばれ、重宝される存在。特殊鋼に微量を加えるだけで、耐熱性や強度が飛躍的に向上するためです。戦車や航空機のエンジンパーツ、さらには宇宙開発に至るまで、文明の屋台骨を支えています。柔らかい鉱物が、強靭な鋼を作る助けをするのは面白いですよね。
表面には、結晶の成長を物語る微細な条線が刻まれています。太古の地球で、熱水が冷え固まる過程で整然と積み上げられた原子の配列によるものです。天然石ならではの模様をルーペで御覧ください。
産地の平瀬鉱山は1975年に閉山しており、新たな採掘はもう望めません。世界的なコレクションにも名を連ねる「Hiraseのモリブデン」は、国内の鉱物愛好家にとって避けては通れない、いわば「登竜門」的な標本と言ってよいのではないでしょうか。
全長は約32ミリです。
100円硬貨との比較です。採集日が「1970年8月19日」と特定されている点も、学術的価値を高める重要な要素です。56年前の夏の日、誰がどのような思いでこの石を拾い上げたのか、想像を掻き立てる一品です。
商品スペック
| 商品ID | ot4502 |
|---|---|
| 学名 | 国内鉱物コレクター必見の平瀬産モリブデン。1970年(昭和45年)夏採集、閉山鉱山が遺した銀灰色の記憶 |
| 産地 | 岐阜県 日本 |
| サイズ | 3.2cm×2cm×最厚部0.4cm |
| 商品解説 | 国内鉱物コレクター必見の平瀬産モリブデン。1970年(昭和45年)夏採集、閉山鉱山が遺した銀灰色の記憶 |






























