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太古の森で風に揺れていたこの葉を、あなたの書斎で飾ってみませんか?秋田県湯沢市産の葉化石/【ot4471】
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こちらは、秋田県湯沢市の地層から姿を現した、新生代第三紀中新世の葉化石です。まず目を引くのは、驚くほど鮮明に残された「葉脈」のディテールでしょう。中央を貫く主脈から、左右に整然と伸びる側脈。そして、はっきりと保存された鋸歯(ギザギザの輪郭)。ニレやケヤキなどの木の葉の可能性があります。
母岩はきめ細やかな凝灰質ないし泥質の堆積岩で、静かな湖沼の底で、木の葉がゆっくりと泥の中に沈み、酸素から遮断されたことで、輪郭をほぼ完全に残しています。当時の湯沢周辺には、火山活動によって形成されたカルデラや湖が点在していたと考えられています。激しい地殻変動のさなか、偶然にも穏やかな水底に横たわった一枚の葉。それが巡り巡って、令和の私たちの手元にあるという事実に、好奇心がそそられますね。
葉の縁に見られる「鋸歯(きょし)」と呼ばれる細かなギザギザにもご注目ください。鋸歯の形状や配列は、植物の種類を推定するうえで重要な手がかりになります。本標本にも、ニレやケヤキ類を思わせる整った鋸歯が確認できます。
秋田県内では古くから良質な植物化石が産出することで知られ、地質学的にも「阿仁合型植物群」や「台島型植物群」といった、気候変動を研究する上での重要な指標となってきました。学術的な価値と、美術品のような佇まいを併せ持つ一品です。
こちらは標本の裏側です。
最厚部約6ミリです。
全体幅は約74ミリ、本体最長部は約51ミリです。まだ日本列島が現在のような形を成していなかった頃の木の葉が、ほぼ完全な輪郭を残して目の前にあるというのは、不思議な感覚を覚えます。
100円硬貨との比較。付属の黒スタンドを使って、立てて展示することもできます。ただそこにあるだけで、知的な彩りを与えてくれるでしょう。太古の森で風に揺れていたこの葉を、あなたの書斎で飾ってみませんか?
ときに火山灰が降り積もり、湖底に落ちた木の葉を包み込んだと考えられています。
商品スペック
| 商品ID | ot4471 |
|---|---|
| 年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
| 学名 | 太古の森で風に揺れていたこの葉を、あなたの書斎で飾ってみませんか?秋田県湯沢市産の葉化石 |
| 産地 | 秋田県 日本 |
| サイズ | 本体幅5.1cm 母岩含め全体7.4cm×7cm×厚0.6cm |
| 商品解説 | 太古の森で風に揺れていたこの葉を、あなたの書斎で飾ってみませんか?秋田県湯沢市産の葉化石 |

10分で分かる植物の進化とは?
植物とは、光合成を行い、成長し、維持する栄養を生成する生物のことです。
現在もっとも進化しているとされる植物は被子植物(日本人が大好きな桜など)ですが、もとは、先カンブリア時代に誕生した藻類(そうるい)に遡ります。
その歴史を簡単に振り返ってみましょう。

植物の歴史は動物の歴史よりもはるかに長くさらに遡ります。
先カンブリア時代(約20億年前)には、すでに水中に藻類(そうるい)が出現していました。
古代より絶えることなく生きている生物種のことを、「生きた化石」などといいます(シーラカンス、ウミユリなど)が、植物は生きた化石の宝庫といえます。恐竜が地球に誕生するはるか前から、絶えることなく、地球上に生息し続けています。
最初の植物、藻類。(先カンブリア時代)
藻類は、水中で生活します。茎、根、葉っぱの区別はありません。体全体で栄養素を吸収して生息しています。先カンブリア時代から出現し、現世まで絶えることなく、生息しています。

地上で生活を始めたコケ類。(古生代オルドビス紀)
古生代オルドビス紀に入ると、コケ類が出現します。コケ類は、これまでの水中生活(藻類)から、陸上へと生活の場を広げました。とはいっても、湿った場所にしか生息できません。

大繁栄を遂げたシダ類。石炭の原料となった。(古生代石炭紀)
古生代石炭紀に入ると、シダ類が大繁栄します。はじめて、根、茎、葉っぱに分化した組織を持ち、栄養分を根から効率的に取り込むために、維管束(いかんそく)を持っていました。効率的に栄養素を取り込めるようになり、水の近くからやや離れても生息できるようになり、大繁栄を遂げました。大量に生息したシダ類は、石炭となり、人類の産業革命のきっかけとなったことは周知の事実です。コラム:シダ類と産業革命も合わせてお読みください。

種を持った初めての植物、裸子植物が誕生。(古生代ペルム紀)
恐竜の時代、古生代ペルム紀に入ると、種(たね)をもった植物が誕生します。裸子植物です(藻類、コケ類、シダ類は、胞子によって繁殖します)。硬い表皮で覆われた種が動物や自然環境によって遠方に運搬され、容易に勢力範囲を伸ばすことができるようになりました。

現在最も進化した植物、被子植物が誕生。(中生代ジュラ紀)
恐竜の時代、中生代ジュラ紀に入ると被子植物が誕生します。被子植物とは、胚珠(はいしゅ)が子房で覆われている植物のことです。子房は最終的に果実へと成長するため、容易に動物等に捕食され、その結果、種子を効率的に遠方に運搬できるようになりました。































