約1000万年前の日本列島の遠い記憶……秋田県湯沢市産の葉化石 化石 販売

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約1000万年前の日本列島の遠い記憶……秋田県湯沢市産の葉化石/【ot4459】

約1000万年前の日本列島の遠い記憶……秋田県湯沢市産の葉化石/新生代第三紀(6600万--260万年前)【ot4459】

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約1000万年前の日本列島の遠い記憶……秋田県湯沢市産の葉化石(その1)

こちらは新生代中新世、秋田県湯沢市から産出した植物の葉化石です。約1,000万年前、湖底に静かに沈んだ一枚の葉が、細かい火山灰を含む泥に覆われ、現代に当時の息吹を伝える「タイムカプセル」となった姿です。東北地方中新世の葉化石はどれも美しい。実物は一見すると、本当の枯れ落ち葉のようです。

約1000万年前の日本列島の遠い記憶……秋田県湯沢市産の葉化石(その2)

淡いクリーム色の地層に、赤茶色に染まった葉のシルエットが浮かび上がっています。当時の東北地方は中期中新世温暖極大期の影響で現在よりも温暖・湿潤な気候でした。ブナやニレ、カエデなどが生い茂る豊かな広葉樹林が広がっていたと考えられています。葉の化石に目が行きがちですが、湖底の堆積物である母岩のきめ細かさも一見の価値あり。

約1000万年前の日本列島の遠い記憶……秋田県湯沢市産の葉化石(その3)

縁のギザギザ(鋸歯)の形状まで完璧に観察できる点は必見です。状態の良い化石になるためには、低酸素状態に置かれることが重要です。本標本も、静かな湖の底は酸素が少なく、バクテリアによる分解が進みにくい環境で形成されたと考えられています。

約1000万年前の日本列島の遠い記憶……秋田県湯沢市産の葉化石(その4)

主脈から分岐する側脈、さらに細かな網状脈まで、おそらく、当時の構造をそのまま留めていると思われます。本当に精緻な保存状態で驚かされます。

約1000万年前の日本列島の遠い記憶……秋田県湯沢市産の葉化石(その5)

裏面に目を向けると、細かい植物片や木の枝の破片が多数混じっているのがわかります。きっとこの母岩の中に無数の植物片が眠っているのでしょう。

約1000万年前の日本列島の遠い記憶……秋田県湯沢市産の葉化石(その6)

側面からのアングル。厚さは約1.6cm。湖で堆積した堆積物からできた湖成層特有の、何層にも重なった泥のシマ模様が確認できる。火山灰を含む細粒の泥が、湖底で非常にゆっくりとしたペースで降り積もっていった証拠です。この1.6cmの厚みが形成されるのに、どれほどの途方もない時間が流れたのか。地層の断面は、地球が記録した巨大なカレンダーのようなものです。

約1000万年前の日本列島の遠い記憶……秋田県湯沢市産の葉化石(その7)

母岩含め左右12センチ超、左の葉化石は約64ミリほどあります。

約1000万年前の日本列島の遠い記憶……秋田県湯沢市産の葉化石(その8)

100円硬貨との比較です。付属のスタンドに立てかけると、上品なインテリアにもなります。自然が創り出した、二つとして同じものがない一点物のアートです。ぜひ、デスクの傍らに置いて、お楽しみください。

約1000万年前の日本列島の遠い記憶……秋田県湯沢市産の葉化石(その9)

静かな湖面に落ちた一つの木の葉が、こうして化石になったのかもしれませんね。

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商品スペック

商品ID ot4459
年代 新生代第三紀(6600万--260万年前)
学名 約1000万年前の日本列島の遠い記憶……秋田県湯沢市産の葉化石
産地 秋田県 日本
サイズ 本体幅6.4cm 母岩含め全体12.6cm×8.1cm×厚1.6cm
商品解説 約1000万年前の日本列島の遠い記憶……秋田県湯沢市産の葉化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

10分で分かる植物の進化とは?

植物とは、光合成を行い、成長し、維持する栄養を生成する生物のことです。

現在もっとも進化しているとされる植物は被子植物(日本人が大好きな桜など)ですが、もとは、先カンブリア時代に誕生した藻類(そうるい)に遡ります。

その歴史を簡単に振り返ってみましょう。

植物の進化の歴史

植物の歴史は動物の歴史よりもはるかに長くさらに遡ります。

先カンブリア時代(約20億年前)には、すでに水中に藻類(そうるい)が出現していました。

古代より絶えることなく生きている生物種のことを、「生きた化石」などといいます(シーラカンス、ウミユリなど)が、植物は生きた化石の宝庫といえます。恐竜が地球に誕生するはるか前から、絶えることなく、地球上に生息し続けています。

最初の植物、藻類。(先カンブリア時代)

藻類は、水中で生活します。茎、根、葉っぱの区別はありません。体全体で栄養素を吸収して生息しています。先カンブリア時代から出現し、現世まで絶えることなく、生息しています。

藻類

地上で生活を始めたコケ類。(古生代オルドビス紀)

古生代オルドビス紀に入ると、コケ類が出現します。コケ類は、これまでの水中生活(藻類)から、陸上へと生活の場を広げました。とはいっても、湿った場所にしか生息できません。

コケ類

大繁栄を遂げたシダ類。石炭の原料となった。(古生代石炭紀)

古生代石炭紀に入ると、シダ類が大繁栄します。はじめて、根、茎、葉っぱに分化した組織を持ち、栄養分を根から効率的に取り込むために、維管束(いかんそく)を持っていました。効率的に栄養素を取り込めるようになり、水の近くからやや離れても生息できるようになり、大繁栄を遂げました。大量に生息したシダ類は、石炭となり、人類の産業革命のきっかけとなったことは周知の事実です。コラム:シダ類と産業革命も合わせてお読みください。

シダ類

種を持った初めての植物、裸子植物が誕生。(古生代ペルム紀)

恐竜の時代、古生代ペルム紀に入ると、種(たね)をもった植物が誕生します。裸子植物です(藻類、コケ類、シダ類は、胞子によって繁殖します)。硬い表皮で覆われた種が動物や自然環境によって遠方に運搬され、容易に勢力範囲を伸ばすことができるようになりました。

マツ

現在最も進化した植物、被子植物が誕生。(中生代ジュラ紀)

恐竜の時代、中生代ジュラ紀に入ると被子植物が誕生します。被子植物とは、胚珠(はいしゅ)が子房で覆われている植物のことです。子房は最終的に果実へと成長するため、容易に動物等に捕食され、その結果、種子を効率的に遠方に運搬できるようになりました。

桜

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