立派な母岩に、大きな木の葉が明瞭に保存。岩手県雫石町・用ノ沢産の木の葉化石 化石 販売

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立派な母岩に、大きな木の葉が明瞭に保存。岩手県雫石町・用ノ沢産の木の葉化石/【ot4451】

立派な母岩に、大きな木の葉が明瞭に保存。岩手県雫石町・用ノ沢産の木の葉化石/新生代第三紀(6600万--260万年前)【ot4451】

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立派な母岩に、大きな木の葉が明瞭に保存。岩手県雫石町・用ノ沢産の木の葉化石(その1)

こちらは、岩手県用ノ沢産の木の葉化石です。中央を走る主脈から左右に規則正しく分岐する側脈が、驚くほど鮮明に保存されています。中新世の東北に広がっていた豊かな植生を現在に伝える一枚です。

立派な母岩に、大きな木の葉が明瞭に保存。岩手県雫石町・用ノ沢産の木の葉化石(その2)

母岩は分厚く頑強で、主役の木の葉をしっかりと支えています。この母岩は火山灰を含む細かい泥が堆積した「凝灰質泥岩」で、かつてこの地が火山活動を伴う内陸盆地の湖であったことを物語っています 。静かな水底で酸素の少ない環境だったからこそ、壊れやすい葉がこれほど良い状態で残りました 。

立派な母岩に、大きな木の葉が明瞭に保存。岩手県雫石町・用ノ沢産の木の葉化石(その3)

葉の縁にある「鋸歯(きょし)」と呼ばれるギザギザした部分に注目してください。この微細な特徴は、当時の環境を推測する重要な手がかりとなります。この地域は中期中新世の温暖な時期から徐々に冷涼化へ向かう過程にあり、温帯性広葉樹林が広がっていたと考えられています。本標本は、ハンノキ類やカバノキ類に近い特徴を持っています。

立派な母岩に、大きな木の葉が明瞭に保存。岩手県雫石町・用ノ沢産の木の葉化石(その4)

木の葉の部分が褐色の色彩を帯びているのは、植物成分が炭質膜として残ったためです。単なる形の跡が残る「印象化石」に比べ、組織の痕跡が確認できる保存状態の良いタイプです。

立派な母岩に、大きな木の葉が明瞭に保存。岩手県雫石町・用ノ沢産の木の葉化石(その5)

葉の付け根にある「葉柄(ようへい)」の部分です。この細く折れやすい部分が欠けずに残っていることは、この葉が木から落ちてから埋没するまで、いかに穏やかな環境であったかを示しています 。激しい水流に揉まれることなく、静かな湖底の泥にそっと包み込まれたのでしょう 。

立派な母岩に、大きな木の葉が明瞭に保存。岩手県雫石町・用ノ沢産の木の葉化石(その6)

裏面を返すと、きめ細かな泥岩のリアルな表情が確認できます 。火山灰が混じった「凝灰質泥岩」ならではの質感が、この化石を支える確かな土台となっています 。

立派な母岩に、大きな木の葉が明瞭に保存。岩手県雫石町・用ノ沢産の木の葉化石(その7)

全体を見渡すと、葉の先端から基部まで全体の輪郭が非常にはっきりと残っていることが分かります 。化石は発掘の際に一部が欠けてしまうことも多いのですが、本品は標本としての完品度が高い個体です。

立派な母岩に、大きな木の葉が明瞭に保存。岩手県雫石町・用ノ沢産の木の葉化石(その8)

最厚部は約3cmほどです。湖底に堆積物が幾層にも重なってできたことがよく分かります。

立派な母岩に、大きな木の葉が明瞭に保存。岩手県雫石町・用ノ沢産の木の葉化石(その9)

母岩を含めた横幅が18.2cmあり、葉自体も非常に大きく、コレクションとして存在感は抜群です。

立派な母岩に、大きな木の葉が明瞭に保存。岩手県雫石町・用ノ沢産の木の葉化石(その10)

100円硬貨との対比です。中新世……日本列島の自然環境が現在の姿へと変化していった時代の空気を感じられる一品です。デスクや書棚に置くだけで知的な存在感を放ちます。

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商品スペック

商品ID ot4451
年代 新生代第三紀(6600万--260万年前)
学名 立派な母岩に、大きな木の葉が明瞭に保存。岩手県雫石町・用ノ沢産の木の葉化石
産地 岩手県 日本
サイズ 本体最大幅7.9cm 母岩含め全体18.2cm×13.1m×最厚部3cm
商品解説 立派な母岩に、大きな木の葉が明瞭に保存。岩手県雫石町・用ノ沢産の木の葉化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

10分で分かる植物の進化とは?

植物とは、光合成を行い、成長し、維持する栄養を生成する生物のことです。

現在もっとも進化しているとされる植物は被子植物(日本人が大好きな桜など)ですが、もとは、先カンブリア時代に誕生した藻類(そうるい)に遡ります。

その歴史を簡単に振り返ってみましょう。

植物の進化の歴史

植物の歴史は動物の歴史よりもはるかに長くさらに遡ります。

先カンブリア時代(約20億年前)には、すでに水中に藻類(そうるい)が出現していました。

古代より絶えることなく生きている生物種のことを、「生きた化石」などといいます(シーラカンス、ウミユリなど)が、植物は生きた化石の宝庫といえます。恐竜が地球に誕生するはるか前から、絶えることなく、地球上に生息し続けています。

最初の植物、藻類。(先カンブリア時代)

藻類は、水中で生活します。茎、根、葉っぱの区別はありません。体全体で栄養素を吸収して生息しています。先カンブリア時代から出現し、現世まで絶えることなく、生息しています。

藻類

地上で生活を始めたコケ類。(古生代オルドビス紀)

古生代オルドビス紀に入ると、コケ類が出現します。コケ類は、これまでの水中生活(藻類)から、陸上へと生活の場を広げました。とはいっても、湿った場所にしか生息できません。

コケ類

大繁栄を遂げたシダ類。石炭の原料となった。(古生代石炭紀)

古生代石炭紀に入ると、シダ類が大繁栄します。はじめて、根、茎、葉っぱに分化した組織を持ち、栄養分を根から効率的に取り込むために、維管束(いかんそく)を持っていました。効率的に栄養素を取り込めるようになり、水の近くからやや離れても生息できるようになり、大繁栄を遂げました。大量に生息したシダ類は、石炭となり、人類の産業革命のきっかけとなったことは周知の事実です。コラム:シダ類と産業革命も合わせてお読みください。

シダ類

種を持った初めての植物、裸子植物が誕生。(古生代ペルム紀)

恐竜の時代、古生代ペルム紀に入ると、種(たね)をもった植物が誕生します。裸子植物です(藻類、コケ類、シダ類は、胞子によって繁殖します)。硬い表皮で覆われた種が動物や自然環境によって遠方に運搬され、容易に勢力範囲を伸ばすことができるようになりました。

マツ

現在最も進化した植物、被子植物が誕生。(中生代ジュラ紀)

恐竜の時代、中生代ジュラ紀に入ると被子植物が誕生します。被子植物とは、胚珠(はいしゅ)が子房で覆われている植物のことです。子房は最終的に果実へと成長するため、容易に動物等に捕食され、その結果、種子を効率的に遠方に運搬できるようになりました。

桜

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