中新世・温暖だった秋田の大地が残した大きな木の葉の化石 … 秋田県湯沢市産 化石 販売

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中新世・温暖だった秋田の大地が残した大きな木の葉の化石 … 秋田県湯沢市産/【ot4449】

中新世・温暖だった秋田の大地が残した大きな木の葉の化石 … 秋田県湯沢市産/新生代第三紀(6600万--260万年前)【ot4449】

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中新世・温暖だった秋田の大地が残した大きな木の葉の化石 … 秋田県湯沢市産(その1)

こちらは、秋田県周辺に分布する新生代・中新世(約1,700万~800万年前)の地層から産出した植物の印象化石です。母岩は「細粒泥岩」と呼ばれる非常にきめ細かな泥が固まったもので、当時の湖や湿地の底で静かに堆積しました。

まるで、ついさっきまで生の葉っぱだったように見えるほど精緻な保存状態が最大の魅力です。

中新世・温暖だった秋田の大地が残した大きな木の葉の化石 … 秋田県湯沢市産(その2)

葉の表面を拡大すると、規則正しく並ぶ側脈と、縁に見られる鋭い「鋸歯(きょし)」が驚くほど鮮明に残っています 。

中新世・温暖だった秋田の大地が残した大きな木の葉の化石 … 秋田県湯沢市産(その3)

母岩からは湖底の雰囲気が感じられます。約1,000万年前、温暖な森のほとりで水面に落ちた一枚の葉が、偶然にもこれほど良好な状態で石に封じ込められました。自然が生み出した「一期一会」の芸術品といえるでしょう。

中新世・温暖だった秋田の大地が残した大きな木の葉の化石 … 秋田県湯沢市産(その4)

この少しゴツゴツとした質感の母岩は「凝灰質泥岩」と呼ばれ、近くの火山から降り積もった火山灰が混ざっていると考えられています。中新世当時の秋田周辺は、日本海の拡大に伴う火山活動が活発な地域で、頻繁に火山灰が降り積もったと推定されています。

中新世・温暖だった秋田の大地が残した大きな木の葉の化石 … 秋田県湯沢市産(その5)

約2センチ弱の分厚い母岩です。側面を観察すると、薄い層が幾重にも積み重なっている様子が見て取れます。これは「湖成層(こせいそう)」と呼ばれ、湖の底で季節が巡るたびに泥や火山灰が降り積もってできた地層の重なりです 。

中新世・温暖だった秋田の大地が残した大きな木の葉の化石 … 秋田県湯沢市産(その6)

左右10センチ弱の母岩に、約78ミリの木の葉の化石が保存されています。現在は比較的寒冷な東北地方ですが、中期中新世には、温暖だったと考えられています。現在とはまた異なった植生が広がっていたのでしょう。

中新世・温暖だった秋田の大地が残した大きな木の葉の化石 … 秋田県湯沢市産(その7)

100円硬貨との比較です。この葉化石がいかに大きいか、ひと目でお分かりいただけると思います。温暖だった中新世の東北で光合成を行っていた葉が、長い年月を経て石となり、今、私たちの手元に届いています。ぜひデスクや書斎に飾り、太古の風景に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

中新世・温暖だった秋田の大地が残した大きな木の葉の化石 … 秋田県湯沢市産(その8)

中新世当時の東北地方の森林を想像した一枚です。火山灰が定期的に降り積もっていたのでしょう。

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商品スペック

商品ID ot4449
年代 新生代第三紀(6600万--260万年前)
学名 中新世・温暖だった秋田の大地が残した大きな木の葉の化石 … 秋田県湯沢市産
産地 秋田県 日本
サイズ 本体幅7.8cm 母岩含め全体9.7cm×9.1cm×厚1.9cm
商品解説 中新世・温暖だった秋田の大地が残した大きな木の葉の化石 … 秋田県湯沢市産

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

10分で分かる植物の進化とは?

植物とは、光合成を行い、成長し、維持する栄養を生成する生物のことです。

現在もっとも進化しているとされる植物は被子植物(日本人が大好きな桜など)ですが、もとは、先カンブリア時代に誕生した藻類(そうるい)に遡ります。

その歴史を簡単に振り返ってみましょう。

植物の進化の歴史

植物の歴史は動物の歴史よりもはるかに長くさらに遡ります。

先カンブリア時代(約20億年前)には、すでに水中に藻類(そうるい)が出現していました。

古代より絶えることなく生きている生物種のことを、「生きた化石」などといいます(シーラカンス、ウミユリなど)が、植物は生きた化石の宝庫といえます。恐竜が地球に誕生するはるか前から、絶えることなく、地球上に生息し続けています。

最初の植物、藻類。(先カンブリア時代)

藻類は、水中で生活します。茎、根、葉っぱの区別はありません。体全体で栄養素を吸収して生息しています。先カンブリア時代から出現し、現世まで絶えることなく、生息しています。

藻類

地上で生活を始めたコケ類。(古生代オルドビス紀)

古生代オルドビス紀に入ると、コケ類が出現します。コケ類は、これまでの水中生活(藻類)から、陸上へと生活の場を広げました。とはいっても、湿った場所にしか生息できません。

コケ類

大繁栄を遂げたシダ類。石炭の原料となった。(古生代石炭紀)

古生代石炭紀に入ると、シダ類が大繁栄します。はじめて、根、茎、葉っぱに分化した組織を持ち、栄養分を根から効率的に取り込むために、維管束(いかんそく)を持っていました。効率的に栄養素を取り込めるようになり、水の近くからやや離れても生息できるようになり、大繁栄を遂げました。大量に生息したシダ類は、石炭となり、人類の産業革命のきっかけとなったことは周知の事実です。コラム:シダ類と産業革命も合わせてお読みください。

シダ類

種を持った初めての植物、裸子植物が誕生。(古生代ペルム紀)

恐竜の時代、古生代ペルム紀に入ると、種(たね)をもった植物が誕生します。裸子植物です(藻類、コケ類、シダ類は、胞子によって繁殖します)。硬い表皮で覆われた種が動物や自然環境によって遠方に運搬され、容易に勢力範囲を伸ばすことができるようになりました。

マツ

現在最も進化した植物、被子植物が誕生。(中生代ジュラ紀)

恐竜の時代、中生代ジュラ紀に入ると被子植物が誕生します。被子植物とは、胚珠(はいしゅ)が子房で覆われている植物のことです。子房は最終的に果実へと成長するため、容易に動物等に捕食され、その結果、種子を効率的に遠方に運搬できるようになりました。

桜

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