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大きい、本体9.2cm、絵画のように残された一葉……秋田県湯沢市産・大型木の葉化石/【ot4415】
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こちらは、秋田県湯沢市の中新世の地層から採集された一葉の巨大な木の葉化石です。まず目を引くのは、本体幅9.2cmという、この大きさです。これほど大きな葉が形を崩さず、一枚の「絵画」のように岩肌に残った美しさにもご注目ください。
真っ直ぐに貫く主脈。これほどの保存状態を維持している背景には、当時、火山灰を含む細粒の泥質堆積物に速やかに覆われた可能性が考えられます。この地域の葉化石は「阿仁合型植物群」を代表する広葉樹が多く、なかには本標本のように、葉脈や縁の構造まで精緻に残した、保存状態のきわめて良好なものが含まれます。
葉の先端を拡大した写真です。葉の縁の細かなギザギザ(鋸歯)までが克明に保存されています。
葉の上部、先端に向かって緩やかに窄まっていくラインまで、ほぼ完全に保存されています。この時代の植物群は、現在の日本に見られる温帯性の森林景観が形成されていく過程を考えるうえで重要な存在です。ブナやニレ、カエデなど、私たちが親しんでいる樹木類と形態的な共通点をもつ広葉樹が繁栄していた時代の空気感を、この一枚の葉は静かに伝えてくれます。
主脈は立体的に隆起しており、そこから伸びる側脈もついさっきまで生の葉だったかのような明瞭なラインを残しています。
裏面です。これまでの同系統の標本とは異なり、小さな植物片が多数見られます。
側面から撮影しました。斜めの層理が確認できることから、いったん堆積した地層が、その後、圧力やせん断を受けて傾斜したのち、その上に表側の葉化石が保存されたと考えられます。
母岩左右約11センチ、本体約9.2センチの葉化石です。この地域から発見される葉化石のなかでも、相当大きな一葉にあたります。
100円硬貨との比較です。付属の黒スタンドにのせて展示すると、絵画のような佇まいを見せてくれます。ぜひ、書斎やリビングに展示してみてください。
中新世東北地方の淡水湖を含む、豊かな森を想像したイラストです。
商品スペック
| 商品ID | ot4415 |
|---|---|
| 年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
| 学名 | 大きい、本体9.2cm、絵画のように残された一葉……秋田県湯沢市産・大型木の葉化石 |
| 産地 | 秋田 日本 |
| サイズ | 本体幅9.2cm 母岩含め全体11cm×7.2cm×厚2.8cm |
| 商品解説 | 大きい、本体9.2cm、絵画のように残された一葉……秋田県湯沢市産・大型木の葉化石 |

10分で分かる植物の進化とは?
植物とは、光合成を行い、成長し、維持する栄養を生成する生物のことです。
現在もっとも進化しているとされる植物は被子植物(日本人が大好きな桜など)ですが、もとは、先カンブリア時代に誕生した藻類(そうるい)に遡ります。
その歴史を簡単に振り返ってみましょう。

植物の歴史は動物の歴史よりもはるかに長くさらに遡ります。
先カンブリア時代(約20億年前)には、すでに水中に藻類(そうるい)が出現していました。
古代より絶えることなく生きている生物種のことを、「生きた化石」などといいます(シーラカンス、ウミユリなど)が、植物は生きた化石の宝庫といえます。恐竜が地球に誕生するはるか前から、絶えることなく、地球上に生息し続けています。
最初の植物、藻類。(先カンブリア時代)
藻類は、水中で生活します。茎、根、葉っぱの区別はありません。体全体で栄養素を吸収して生息しています。先カンブリア時代から出現し、現世まで絶えることなく、生息しています。

地上で生活を始めたコケ類。(古生代オルドビス紀)
古生代オルドビス紀に入ると、コケ類が出現します。コケ類は、これまでの水中生活(藻類)から、陸上へと生活の場を広げました。とはいっても、湿った場所にしか生息できません。

大繁栄を遂げたシダ類。石炭の原料となった。(古生代石炭紀)
古生代石炭紀に入ると、シダ類が大繁栄します。はじめて、根、茎、葉っぱに分化した組織を持ち、栄養分を根から効率的に取り込むために、維管束(いかんそく)を持っていました。効率的に栄養素を取り込めるようになり、水の近くからやや離れても生息できるようになり、大繁栄を遂げました。大量に生息したシダ類は、石炭となり、人類の産業革命のきっかけとなったことは周知の事実です。コラム:シダ類と産業革命も合わせてお読みください。

種を持った初めての植物、裸子植物が誕生。(古生代ペルム紀)
恐竜の時代、古生代ペルム紀に入ると、種(たね)をもった植物が誕生します。裸子植物です(藻類、コケ類、シダ類は、胞子によって繁殖します)。硬い表皮で覆われた種が動物や自然環境によって遠方に運搬され、容易に勢力範囲を伸ばすことができるようになりました。

現在最も進化した植物、被子植物が誕生。(中生代ジュラ紀)
恐竜の時代、中生代ジュラ紀に入ると被子植物が誕生します。被子植物とは、胚珠(はいしゅ)が子房で覆われている植物のことです。子房は最終的に果実へと成長するため、容易に動物等に捕食され、その結果、種子を効率的に遠方に運搬できるようになりました。































