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透明度抜群で美しい!尾部に突起をもった虫を内包したミャンマー産のバーマイト(Burmite)/【ot4309】
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こちらは、約1億年前、白亜紀真っ只中に、形成された琥珀、バーマイトです。ご覧のように内部には、非常に特徴的な虫が内包されています。容易に種類を同定することはできません。長い足、羽がないこと、多方向に分かれた棘などから、小さな「シミ」や「ハサミムシ」のようにも見えますが、はっきりとしたことは分かりません。
非常に長い節だった足。
冒頭の虫以外にも、写真の上部に、また違った昆虫の一部が見られます。こちらも種類までは分かりませんが、各部位が明瞭に保存されています。バーマイトは、恐竜時代の琥珀として、知られ、内包物もその時代のものとされています。樹液に群がった虫たちを取り込んで、そのまま化石になったものが、こうした琥珀だと考えられています。
より大きな虫の一部のように見えますね。
こちらの琥珀の透明度は極めて高く、補助光をあてて撮影した一枚です。琥珀は世界最古の宝石の一つとされ、特に光を受けると、非常に美しく輝きだします。
透明度が高いので、内包物を肉眼でも捉えられますが、ぜひ、高倍率(30倍以上)のルーペをお使いください。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」をご覧ください。
この虫の正体やいかに!?尾部から後方に伸びた2つの突起が特徴的です。
琥珀の左右幅は、約13ミリです。
100円硬貨との比較写真です。非常に美しい、透明度抜群の琥珀です。高倍率のルーペで、内部を「探検」してみてください。
商品スペック
| 商品ID | ot4309 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 透明度抜群で美しい!尾部に突起をもった虫を内包したミャンマー産のバーマイト(Burmite) |
| 産地 | Myanmar |
| サイズ | 1.3cm×1cm×厚0.3cm |
| 商品解説 | 透明度抜群で美しい!尾部に突起をもった虫を内包したミャンマー産のバーマイト(Burmite) |

バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が内包されており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。

琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。

では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。

さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。

バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。































