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堂々たる姿と優れた保存状態が圧巻……国内産のタママキガイ(Glycymeris)の化石/【ot4286】
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こちらは、国内で産出したグリキメデス(Glycymeris)と考えられる二枚貝の化石です。丸みを帯び、ふくらみのある独特の形状が特徴です。

ご覧のとおり、殻表面には放射状に走る細かな肋が明瞭に残っており、殻形はほぼ左右対称です。大ぶりで厚みがあり、ずっしりとした重みを感じさせます。グリキメデスはその頑丈さゆえに、化石として良好に保存されやすい貝です。

放射状に走る細かな肋と、同心円状に刻まれた成長線が直角に交差している点も、本標本の特徴の一つです。

裏面には多数の部分化石が見られ、まるでフォッシルベッドのような様相を呈しています。

最大幅は約63ミリにも達し、厚みも十分。手に取ればずっしりとした重さが伝わり、その存在感はまさに圧巻です。

100円硬貨と並べると、その大きさと保存状態の良さがよくわかります。国産のグリキメデスの化石です。
商品スペック
商品ID | ot4286 |
---|---|
年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | 堂々たる姿と優れた保存状態が圧巻……国内産のタママキガイ(Glycymeris)の化石 |
産地 | 日本 |
サイズ | 本体直線距離6.3cm 母岩含め全体8.5cm×6.4cm×厚3.3cm |
商品解説 | 堂々たる姿と優れた保存状態が圧巻……国内産のタママキガイ(Glycymeris)の化石 |
腕足類とは?
腕足類(わんそくるい)とは?
腕足類は、古生代に最も繁栄した海の生物の一つで、今から約5億年前のデボン紀を中心に活躍していました。見た目は貝に似ていますが、貝類とは全く異なる系統の生物です。
■特徴は?
1.二枚貝のような殻
腕足類は、2枚の殻を持ち、その殻を上下に開閉することができました。この殻の形状が、貝類に似ているため、しばしば混同されがちです。
2.軟体の腕
殻の内部には、軟体の腕を持っており、これを使って岩などにしっかりと固定していました。流されないように固定し、安定した場所で過ごすことができました。
3.フィルターフィーディング
腕足類は動かず、プランクトンなどを濾過して摂取する「濾過摂食」を行っていました。水中を漂う小さな生物を体内に取り込み、栄養を得ていたと考えられています。
4.深海に生息
腕足類は海底深くに住んでおり、安定した水流がある場所で過ごしていました。これにより、安定した環境で生きることができました。
■絶滅した理由
現生ではあまり見かけませんが、古生代のデボン紀に大繁栄を遂げた腕足類は、ペルム紀の大絶滅などを乗り越えて長い間生き残りました。しかし、その後の大絶滅や環境変化によって、現代の海洋環境ではほとんど姿を消してしまいました。
■化石としての重要性
腕足類の化石は古生代の海洋環境や生物群の研究において非常に重要です。化石としてよく発見され、かつての地球の海の様子を知る手がかりを提供してくれます。