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国産マニアックシリーズ!日本古生物発祥の地とされる金生山で発見された古生代ペルム紀のウミユリの化石/【ot3803】
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国産マニアックシリーズ!日本古生物発祥の地とされる金生山で発見された古生代ペルム紀のウミユリの化石/古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前)【ot3803】
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こちらは岐阜県金生山で採集された古生代ペルム紀のウミユリの化石です。この地域は当時サンゴ礁が広がっており、海洋生物の化石が発見されます。
こちらはウミユリの茎の部分の化石です。ウミユリはその名前からすると海に生える植物のように思われがちですが、実際にはれっきとした動物です。花を思わせる放射状に広がった触手を持っており、プランクトンなどを捕食していたと考えられています。触手の根元にはクラウンがあり、クラウンは肉茎に繋がっています。また、茎の根元は海底の岩などにしっかりと固着されていたとされています。
金生山は、日本では珍しい古生代ペルム紀の地層が露出している地域です。ここではさまざまな化石が発見され、研究が進んできたため、日本古生物の発祥の地とも言われています。
これは肉茎の断面です。このように節のある茎が連なり、一つの長いホースのような管を形成していたと考えられています。海流などに流されないように、ワイヤーのような役割があったと思われます。ウミユリは実は現世の海底にも生息しており、歩く姿がカメラに捉えられています。ご興味のある方は「Crawling Crinoid」と検索してみてください。
こちらは裏面です。
写真上が底部です。ほぼ平らにカットされているため、平置きが可能です。
約13センチ四方の大きな母岩です。1554グラムほどあります。
100円玉との比較。日本古生物発祥の地とされる金生山で発見された古生代ペルム紀のウミユリの化石です。
商品スペック
商品ID | ot3803 |
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年代 | 古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前) |
学名 | 国産マニアックシリーズ!日本古生物発祥の地とされる金生山で発見された古生代ペルム紀のウミユリの化石 |
産地 | 岐阜県 日本 |
サイズ | 母岩含め全体13.2cm×12.9cm×厚7.6cm 1554g |
商品解説 | 国産マニアックシリーズ!日本古生物発祥の地とされる金生山で発見された古生代ペルム紀のウミユリの化石 |
ウミユリとは?
ウミユリ(海百合)は植物ではありません!
「ユリ」の名前がついているために植物だと思われがちですが、実際はヒトデやウニと同じ棘皮(きょひ)動物の仲間です。各国の海(深海)に棲み、体長は35~50cm。
棘皮動物とはechinoderm というギリシャ語由来のラテン語を直訳したもので、 echinoderm とは echinos (ハリネズミ)のような derma (皮)を持つものという意味です。
さまざまなユミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)は生きた化石
ウミユリ(海百合)は、オウムガイ、シーラカンス、ラブカ、カブトガニ、アロワナなどと同様に生きている化石として大変有名です。
現生のウミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)の特徴のその腕
ウミユリは根や茎のように見える支持体と、花弁のような腕を持っています。長く伸びたその腕で海中のプランクトンなどを捕らえ、餌としています。
ウミユリ(海百合)の化石は希少で価値が高い
ウミユリの化石が多く見つかるのは、約2億5000万年前の地層である。5億年以上前の地層から出土した例もあるという。ウミユリの体は脆弱であり、全体に骨格が小さな節に分かれているので、それらがばらばらになり、全形をとどめないことが多い。ばらばらの節だけが堆積した石灰岩も見られる。