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コオロギに似た虫を内包!約1億年前に起源を持つ、極めて古い琥珀、バーマイト(Burmite)/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【ot3800】
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コオロギに似た虫を内包!約1億年前に起源を持つ、極めて古い琥珀、バーマイト(Burmite)/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【ot3800】
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こちらはミャンマー産の非常に古い琥珀、バーマイトです。かつての国名であるビルマにちなんでビルマイトまたはバーマイトと呼ばれています。中には、古代の昆虫が保存されています。これらの昆虫は古生代デボン紀に初めて現れて以来、その姿をほとんど変えることなく現在に至るまで生命をつないでいます。
バーマイトはロンドン自然史博物館の研究によって、白亜紀の内包物が含まれていることが判明し、約1億年前の琥珀であるとされています。琥珀は樹木の樹液が化石化したもので、通常でも数百万年の歳月を経ていますが、バーマイトは驚くことに約1億年もの時を経ていると考えられています。世界中の産地を探してもこれほど古い琥珀は非常に稀です。
コオロギのような姿をした虫です。恐竜時代に棲息していた可能性があります。
こちらには植物片でしょうか、非常に特徴的な柄をしています。
琥珀の内包物はその当時の環境を知る重要な資料となります。
バーマイトは、海岸線に自生する熱帯雨林の樹液だったと考えられています。
比較的透明度が高く、バックライトを当てると光り輝きます。
肉眼で見ても虫の姿を捉えることができますが、ぜひ高倍率のルーペを用いてご覧ください。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
約1センチほどの大きさがあります。
約1億年前に起源を持つ、極めて古い琥珀、バーマイトです。
商品スペック
商品ID | ot3800 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | コオロギに似た虫を内包!約1億年前に起源を持つ、極めて古い琥珀、バーマイト(Burmite) |
産地 | Myanmar |
サイズ | 1.2cm×1.1cm×最厚部0.3cm |
商品解説 | コオロギに似た虫を内包!約1億年前に起源を持つ、極めて古い琥珀、バーマイト(Burmite) |
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。