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美しい琥珀色!平板状で薄く虫を視認しやすい!約1億年前(恐竜時代)の琥珀、バーマイト(Burmite)/【ot3788】
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美しい琥珀色!平板状で薄く虫を視認しやすい!約1億年前(恐竜時代)の琥珀、バーマイト(Burmite)/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【ot3788】
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こちらは、琥珀コレクターにとって垂涎のアイテム、ミャンマー産の約1億年前の琥珀、バーマイトです。旧国名からビルマ琥珀とも呼ばれています。世界中の産地と比較しても非常に古い琥珀でありながら、クリアで内部の虫などの内包物が確認しやすい特徴があります。ご覧のように、羽虫の部分化石が散見されます。
小さな植物片と虫以外には特に内包物が見られないため、虫が見つけやすいです。
琥珀はもともと樹液でした。木が傷つくと、治癒のために内部から樹液が染み出してきます。この樹液は虫たちにとって魅力的で、彼らが群がってきます。その粘性によって、一部の小さな虫がつかまり、そのまま閉じ込められて化石化したものが虫入り琥珀です。比較的力が弱い小さな羽虫が内包されているのはそのためです。
樹液は長い年月をかけて徐々に硬化し、このような琥珀へと変化します。
琥珀内部は外部と遮断されているため、酸化や風化を受けにくくなっています。そのため、内包物は傷みにくく、生息していた時とほとんど変わらない状態で保存されます。この特徴から「古代からのタイムカプセル」と呼ばれることもあります。
複数の虫の部分化石が見られます。ぜひ高倍率のルーペを用いて御覧ください。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
琥珀が薄く平板なため、虫を視認しやすいです。
バックライトをあてると、内包物がシルエットとして浮かび上がってきます。
左右21ミリほどあります。
100円玉との比較。バーマイトは約1億年前に起源を持つため、「恐竜時代の琥珀」とも言われます。内包物もその時代のものである可能性があり、当時の環境を知る貴重な資料でもあります。
商品スペック
商品ID | ot3788 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 美しい琥珀色!平板状で薄く虫を視認しやすい!約1億年前(恐竜時代)の琥珀、バーマイト(Burmite) |
産地 | Myanmar |
サイズ | 2.1cm×1.2cm×最厚部0.2cm |
商品解説 | 美しい琥珀色!平板状で薄く虫を視認しやすい!約1億年前(恐竜時代)の琥珀、バーマイト(Burmite) |
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。