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虫や植物片など様々なインクルージョンが見られます!琥珀コレクター憧れのアイテム、白亜紀の琥珀、バーマイト(Burmite)/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【ot3701】
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虫や植物片など様々なインクルージョンが見られます!琥珀コレクター憧れのアイテム、白亜紀の琥珀、バーマイト(Burmite)/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【ot3701】
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こちらはミャンマー産の琥珀、バーマイトです。旧国名のビルマの名をとってビルマイト、あるいはバーマイトと呼ばれます。バーマイトは約1億年前、白亜紀の針葉樹の樹液が化石化したものです。世界的に見ても、とても古い琥珀であり、琥珀コレクター憧れの存在といえます。ご覧のように内部には、虫や植物などが内包されています。その時代のものと思われており、当時の環境を知る上で重要な役割を持っています。
バーマイトは非常に古い琥珀でありながら、比較的透明度が高く、バックライトを浴びせると内包物が黒いシルエットとして浮かび上がります。
この琥珀には、虫の頭部、胴体、触角、足、そして羽までが完全に保存されています。琥珀は非常に密閉性が高く、外部からの水や空気の侵入を防ぐため、内部の生物が微生物や酸素にさらされることが少なくなります。その結果、分解が進まず、生物の形態が良好に保存されることになります。この性質から、琥珀はしばしば「古代からのタイムカプセル」と形容されることがあります。
ぜひ高倍率のルーペを用いて御覧ください。肉眼で見ていた時とは異なる世界が広がっています。30倍以上の高倍率のルーペをおすすめします。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
虫の部分化石など、多種多様なインクルージョンが見られます。
後方よりライトを当てて撮影しました。
通常の蛍光灯下ではこのように見えます。
左右17ミリほどです。
100円玉との比較。琥珀コレクター憧れのアイテム、白亜紀の琥珀、バーマイトです。
商品スペック
商品ID | ot3701 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 虫や植物片など様々なインクルージョンが見られます!琥珀コレクター憧れのアイテム、白亜紀の琥珀、バーマイト(Burmite) |
産地 | Myanmar |
サイズ | 1.7cm×0.7cm×厚0.3cm |
商品解説 | 虫や植物片など様々なインクルージョンが見られます!琥珀コレクター憧れのアイテム、白亜紀の琥珀、バーマイト(Burmite) |
この商品を購入されたお客様のお声
今回のバーマイトは全身が揃った虫等は確認できませんでしたが、部分化石として5~6匹分の胴体、足、羽などが見られ、これはこれで、どんな虫の一部なのか想像が膨らみます。小さな琥珀に多くの虫や有機物が内包されていることを考えると相当美味しい香りの樹液だったのでしょう。多くの虫が集まる幹を、虫たちを巻き込みながら流れ落ちた樹液だったのか、と想像できます。
滋賀県/男性
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。