- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- 針葉樹の樹脂
- 琥珀の化石販売
- 小さな琥珀に特大のロマン!恐竜時代(約1億年前)のミャンマー産の琥珀、バーマイト(Burmite)
小さな琥珀に特大のロマン!恐竜時代(約1億年前)のミャンマー産の琥珀、バーマイト(Burmite)/【ot3591】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら

こちらは恐竜時代の琥珀として有名な東南アジア、ミャンマー産の琥珀です。

そして、こちらには小さな虫が内包されています。高倍率のルーペが必要ですが、ぜひ御覧ください。ミャンマー産の琥珀は、バーマイト、あるいはビルマイトと呼ばれます。ミャンマーの旧国名であるビルマを取って名付けられました。バーマイトの特徴はなんといってもその古さ。琥珀は針葉樹の樹脂が化石化したものですが、研究により、なんと約1億年前に起源を持つことが明らかになりました。1億年前といえば、大地を恐竜が闊歩していた時代です。この虫は同時代に棲息していた可能性があります。

こちらには植物片と見られるシミが見られます。

バーマイトは前述のように非常に古い琥珀ですが、それにしては、高い透明度を維持している個体があります。こちらはその一つで、内包物をよく見通せます。

バックライトを当てると、このようにほぼ中央に位置する虫がシルエットとして浮かび上がります。

肉眼で点に見えた虫もルーペで拡大すると、ご覧の通り、はっきりとその姿を捉えることができます。琥珀の観察に適したルーペの選び方はコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。

左右24ミリほど。

100円玉とほぼ同じサイズです。琥珀の中央、やや下に、虫がいます。ぜひルーペでのぞいてみてくださいね。
商品スペック
商品ID | ot3591 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 小さな琥珀に特大のロマン!恐竜時代(約1億年前)のミャンマー産の琥珀、バーマイト(Burmite) |
産地 | Myanmar |
サイズ | 2.4cm×1.1cm×厚0.7cm |
商品解説 | 小さな琥珀に特大のロマン!恐竜時代(約1億年前)のミャンマー産の琥珀、バーマイト(Burmite) |
この商品を購入されたお客様のお声
琥珀をルーペで覗くと自然の驚異をまざまざと思い知らされます。時間が止まった状態で琥珀の中に閉じ込められた小さな虫の姿はアートピースのようで美しく、少し愛しさも感じました。この愛しい自然史の証を一生の宝物として大切にします。
三重県/男性
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が内包されており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。