赤が映える！木生シダの珪化木（ケイカボク） 化石 販売

人気の、色付き珪化木のご紹介です。中央に赤や茶色が入った、美しいマダガスカル産の珪化木をご紹介致します。

専用のスタンドにセットすると、より一層美しく展示ができます。本体を邪魔しない小さなスタンドですが、十分に安定します。

コレクション用の珪化木には大きく分けて2種類のタイプがあります。一つは切り株型。厚めにカットされ、化石化した樹皮を楽しむタイプですね。もう一つは、本標本のように薄くカットして、スタンドに立てかけ、カット面を楽しむタイプです。

後者のタイプは、カット面の模様が命。鉄分が含まれると、このように赤がにじみ出てきます。

単に赤が出るだけでなく、複雑なグラデーションを描くなど、標本ごとに味わいが異なります。自然物ならではの面白みですね。

本標本は、いわゆる木生シダの珪化木です。木生シダとは、文字通り、木のように育ったシダのことを指します。古生代には、大発展を遂げ、世界中に壮大な木生シダの樹林帯が存在していたと考えられています。現在の石炭のもととなったのも、この木生シダです。

縦に飾ると、また味わいが違います。

横に飾ると、このような感じ。皆様はどちらがおこのみでしょうか？

木生シダのカット面の特徴は、年輪がないことです。シダであるため、年輪は存在しません。幹に見えるのは、茎に根が張り付いたものであって、真の意味での幹ではないのです。

とはいえ、木生シダは現世の草むらに生えているシダとは、外観が異なります。現世にも木生シダは存在していますが、一般的な本木と比較すると少数です。

年輪のない独特の断面がこのように面白い模様を表すのです。

100円玉との比較。直径最大部１２．５ｃｍ。

美しい赤色と外縁部の濃い褐色が特徴的な美しいマダガスカル産の木生シダの珪化木です。