これ以上の保存状態は望めません……これぞジェム!極上の保存状態を維持した、ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の亜成体の歯化石 ティラノサウルス科 販売

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これ以上の保存状態は望めません……これぞジェム!極上の保存状態を維持した、ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の亜成体の歯化石/【di1758】

これ以上の保存状態は望めません……これぞジェム!極上の保存状態を維持した、ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の亜成体の歯化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1758】

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これ以上の保存状態は望めません……これぞジェム!極上の保存状態を維持した、ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の亜成体の歯化石(その1)

この鋭い刃先をご覧ください……。恐竜の歯化石のコレクターなら身震いするような美しい光沢をたたえたこの標本は、米国モンタナ州パウダーリバー郡で発見された、ティラノサウルス・レックスの歯化石です。同郡に横たわるヘルクリーク累層はレックスの化石の著名産地の一つ。

圧倒的な人気を誇るティラノサウルス・レックスの歯化石は、ここ最近、世界的インフレで、ディーラーとて確保がますます難しくなっています。こちらはそんな中射止めた、極めて上質な標本です。

これ以上の保存状態は望めません……これぞジェム!極上の保存状態を維持した、ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の亜成体の歯化石(その2)

何と言っても、100%ナチュラル。まずこちらを強調しておきたい。通常、どのような化石でも多かれ少なかれ、リコンストラクション、つまりオリジナルの物質以外での修復が入っているものですが、まれに、このように一切に充填がないものが存在します。であれば、傷みが激しいものなのですが、こちらは、そうではありません。ほぼパーフェクトな保存状態を維持しながら、かつ、充填がないという、ごくわずか限られた逸品です。まさにコレクショングレード、一級品です。

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見どころが多数あり、どこから紹介してよいのか迷うほどですが、まずご覧いただきたいのは、インナーサイドの鋸歯(ギザギザの部分セレーションともいう)です。鋸歯は獲物を切るために進化した微細な凹凸ですが、摩耗してなくなりやすい部位の代表格です。この歯化石は、ご覧のようにはっきりと、根本から先端までほぼ欠けることなく保存されています。めったに見れない美しいラインです。

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そして、次にご注目いただきたいのが全体を覆うエナメル質です。エナメル質はわれわれの哺乳類の歯にも存在する、硬く薄いカバーのような組織です。化石化の過程で、分解されることなく保存されると、ご覧のように非常に美しい光沢を持ちます。近づいてみると、ナチュラルな歯化石にしか見られない、艶(つや)、皺(しわ)があり、まるで宝石のような輝きを放ちます。

これ以上の保存状態は望めません……これぞジェム!極上の保存状態を維持した、ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の亜成体の歯化石(その5)

しかも、それが両面ともに完全な状態で保存されているのです。こういう歯化石を、われわれは”ジェムのような”と形容しますが、実際目の前でご覧いただくと、この写真を上回る輝きを感じられるはずです。余談ですが、弊社では、画像の加工はしておりません。写真よりも実物のほうが良い、コレクターの方なら誰しもそれを望むでしょう。手にとったときの感動は、何者にも代えがたいでしょう。ぜひ、その感動を味わっていただきたいと思っています。

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先程申し上げました、ナチュラルな歯化石ならではの、エナメル質の皺と艶。よい歯化石というのは、近づけば近づくほど、その味わいが増します。ぜひ、4,5倍のルーペを用いて、ご覧ください。肉眼ではわからなかった、微細で精緻なディテールに、もう一度感動を覚えることでしょう。

これ以上の保存状態は望めません……これぞジェム!極上の保存状態を維持した、ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の亜成体の歯化石(その7)

いかがでしょう、もはや芸術品の域ではないでしょうか。良い歯化石は良い被写体でもあります。弊社のお客様の中には写真を趣味になさっている方も多数いらっしゃいます。美しいものを見ると、自然に撮影したくなりますよね。何枚でも、どこからでも、撮影したくなる最高の被写体、それがティラノサウルス・レックスの上質歯です。眠っているマクロレンズを引き出して、ぜひ撮影にトライしてみてください。

これ以上の保存状態は望めません……これぞジェム!極上の保存状態を維持した、ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の亜成体の歯化石(その8)

根本から撮影しました。こちらは亜成体の歯化石ですが、十分な厚みを備えています。ティラノサウルス・レックスは、誰もがご存知のように、ティラノサウルス科の最終形態、当時の食物連鎖の頂点に君臨した、恐竜進化の一つの完成形といってもよい存在です。約6600万年前、現在のユカタン半島に巨大隕石が落下し、生態系が一変するまで存在していた最後の恐竜でもあります。

これ以上の保存状態は望めません……これぞジェム!極上の保存状態を維持した、ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の亜成体の歯化石(その9)

先端を高倍率のルーペを用いて撮影しました。撮影欲をここまで刺激してくれる標本もありません。これ以上は望めないほど完璧な鋸歯です。

これ以上の保存状態は望めません……これぞジェム!極上の保存状態を維持した、ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の亜成体の歯化石(その10)

特にインナーサイドの鋸歯の保存状態は圧巻……。ため息が漏れるほど。

これ以上の保存状態は望めません……これぞジェム!極上の保存状態を維持した、ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の亜成体の歯化石(その11)

肉眼でももちろん鋸歯はご覧になれますが、ぜひ、ルーペを使ってご覧ください。高倍率のものは必要ありません。4~5倍もあれば十分です。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」をご覧ください。

これ以上の保存状態は望めません……これぞジェム!極上の保存状態を維持した、ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の亜成体の歯化石(その12)

下辺(ロングカーブ)を計測して約39ミリほどあります。

これ以上の保存状態は望めません……これぞジェム!極上の保存状態を維持した、ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の亜成体の歯化石(その13)

100円硬貨との比較です。まさにジェム、極上の保存状態を維持した、ティラノサウルス・レックスの亜成体の歯化石です。

ネームカード
高級カード
高級展示ケース

商品スペック

商品ID di1758
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
学名 これ以上の保存状態は望めません……これぞジェム!極上の保存状態を維持した、ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の亜成体の歯化石
産地 アメリカ・ヘルクリーク累層
サイズ ロングカーブ計測3.9cm
商品解説 これ以上の保存状態は望めません……これぞジェム!極上の保存状態を維持した、ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の亜成体の歯化石。

産地、Powder River County, Montana, U.S.A.

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

ティラノサウルスとは?

白亜紀の暴君、最強の恐竜、ティラノサウルスの知られざる秘密

1990年に発見された通称スーが最大の化石骨格で体長13m、推定体重は6tです。これはアフリカ象の中でもスーパーヘビー級の固体と同等かそれ以上の体重です。

異様に大きく、巨大な頭部骨格

最強の恐竜といわれるティラノサウルスは、体から比べても相当に頭部骨格が大きいことが分かっています。太くて長い歯、頑丈で大きなアゴを使い、獲物の肉を食いちぎり、噛み砕くように進化したのでしょう。これは他の獣脚類であるスピノサウルス、アロサウルス、アルバートサウルス、ディロング、タルボサウルス等と比べても、言えることです。

異様に小さい前肢

体はがっちりと巨大で、それにふさわしい後肢とかぎ爪を持っていましたが、それに比べて前肢は極端に小さいことで有名です。前肢は基本的に仮に使用していなかったのかもしれません。前肢の用途についてはさまざまな説があります。面白い説としては起き上がるときに補助的に使用した、というものがあります。

巨体を支える合理的な肢先の構造

1m近く巨大な足の甲から爪にかけての構造は非常に合理的に出来ており、6tにも及ぶ現生の巨像をはるかに超える体重をしっかりと受け止めることができました。研究者によれば、この肢の甲に構造には体重を支える特別な構造をしていたことが分かっています。

巨大な後肢は、他の獣脚類の中でも最も比率が大きいことが分かっています。巨大な頭と巨大な肢で特徴付けられるのがティラノサウルスであるといえます。

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ティラノサウルスの眼

ティラノサウルスの眼は現生の肉食動物のライオンやトラと同様、前方を見据える形についていました。これはティラノサウルスは外敵が少ないハンターであったことをあらわしています。草食動物のように常に周りからの攻撃に配慮する必要がある動物の眼は左右が離れて付いています。

ティラノサウルスの嗅覚

ティラノサウルスの嗅覚は非常に発達していたと考えられています。わずかな血のにおいも見逃さなないハンターの鼻です。

ティラノサウルス、全身骨格

画像「tyrannosaurus」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org

シカゴのフィールド博物館

ティラノサウルスの歯

ティラノサウルスの歯は非常に太く長いのが特徴です。他の獣脚類に比べてもその特徴は明確で、切り裂くというよりは噛み砕くのに適していました。歯根(歯額の中に埋まっている部分)も非常に長かったという事実がよりこの特性を裏付けています。歯茎より上、つまり見えている部分が7-8cmにも関わらず、歯茎に埋まっている部分が22-23cmという化石が実際に発見されています。

ティラノサウルスには羽毛があった?

一部の研究者によれば、ティラノサウルスは羽毛で覆われていた、という説があります。寒暖の激しい期間を乗り切るために、体を温めるために羽を持っていたというのです。また、他の説では子供のころに羽毛があったとしても、大人になれば体温が高くなることが考えられ、完全になくなっていたのではないか、というものがあります。そもそも、この羽毛論の発端は、同じ獣脚類であるコエロフィシスやディロングの羽毛の痕跡付き化石が発見されたことにあります。コエロフィシスやディロング(ファイナルファンタジーのチョコボにそっくり)はかなり小さい恐竜であることから体温を失いやすく、羽毛をまとっていたのかもしれません。そうであれば少なくともティラノサウルスの子供には羽毛が存在した可能性はあります。

ティラノサウルスの寿命は何歳?

前述の巨大化石、「ス-」を調べると、年齢は28歳であることが分かりました(骨の状態で判断が可能)。また、化石を詳しく調べると、かなり痛んだ骨であることが分かり、寿命が近いのではないかと考えられました。従いまして、ティラノサウルスの寿命は30歳前後だと推測されています。ティラノサウルスは20歳くらいまで成長し、その後、徐々に老化していきました。5歳以下の若いティラノサウルスは必ずしも最強とは言えなかったようです。

ティラノサウルス・レックス頭部骨格

ティラノサウルスは脚が速い?遅い?

ティラノサウルスはどのくらいの速度で走ることが出来たのでしょうか。一部の研究者は時速60kmで走ることができたと主張しましたが、現在では、骨や体のバランスなどから時速30kmにも満たない速度だったと考えられています。この点からトリケラトプス。エドモントサウルスのような比較的鈍足の草食恐竜を身を潜めて待ち伏せして狩をしたのではないかと考えられます(実際にトリケラトプスの化石からティラノサウルスの噛み跡が発見されています)。またワニなども狩りの対象になったと考えられています。

ティラノサウルスの狩りは単独行動?それとも集団行動?

ティラノサウルスと同じ北米の大型獣脚類のアルバートサウルスが大人と子供の化石が同箇所で発見されたことから、獣脚類といえど、集団で狩りをしていたことが明らかになりました。このことから、ティラノサウルスもその可能性があるのではないか、と考えられています。

死肉もあさった?

ティラノサウルスの嗅覚は非常に敏感であることから、死体のにおいをかぎつけることは容易であったと考えられます。その為、死肉をあさることも決して珍しくなかったでしょう。

ティラノサウルスの起源はアジアにある

恐竜コレクターの永遠のアイドル、ティラノサウルスにも同じタイプの仲間が世界各地に沢山いました。ここで簡単に紹介しましょう。

我々日本人にとってうれしい?事実

ティラノサウルス類は実はアジアから生まれました。ティラノサウルスの仲間は中生代の白亜紀になってアジアに現れました。この頃のティラノサウルスの祖先は非常に小さく、体長3mにも満たないものでした。彼らが当時、アジアとつながっていた北米へと渡り白亜紀後期にあの超巨大獣脚類のティラノサウルスが現れることになったのは意外と知られていません。さて、そのアジアで生まれた祖先をご紹介します。

シャンシャノサウルス 体長 3m 白亜紀後期 中国

さてなぜシャンシャノサウルスはティラノサウルスの仲間と判明したのでしょうか。それは、ティラノサウルス類に共通の特徴が存在したからです。

ティラノサウルス類共通の特徴

頭部骨格の眼の後ろの部分がBの字をしている左右の鼻の骨が結合し、強固になっている

この特徴を持った恐竜が世界各地で見つかり、ティラノサウルスの仲間であると考えられています。当時世界はアフリカを除いて陸続きであったことから、アジアから北米に大きく移動していきました。移動するたびに体を大きく、白亜紀後期それも隕石衝突の直前に最も巨大化します。それが皆さんがよく知るティラノサウルス・レックスなのです。

モンゴルアリオラムス 体長 5m

タルボサウルス 体長 9m

アレクトロサウルス 体長 5m

北米 アウブリソドン体長 3m

ダスプレトサウルス 体長10m

アルバートサウルス 10m

ゴルゴサウルス 9m

実は日本にもティラノサウルスの仲間がいたといわれています。つまり、前述の特徴をもった恐竜の化石が発見されました。石川県白山市でただ1本の歯が発見されています。

ティラノサウルスとスピノサウルス、いったいどっちが強いのか?

ティラノサウルスVSスピノサウルス

ティラノサウルス科最強の証、D型歯の秘密

ティラノサウルス科のみに観察されるD型歯とは?

ティラノサウルスの頭部はどれくらい大きかったの?


人間の男性と比較!あなたは大きいと感じますか?それとも・・・。

ティラノサウルスの頭はどれだけでかい?検証!

ティラノサウルス科最強の系譜

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