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保存状態良好、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石/【di1755】
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こちらは、約1億年前から約9,400万年前、白亜紀後期セノマニアン期に、現在の北アフリカにあたる地域に生息していたスピノサウルスの歯化石です。スピノサウルスは陸上最大級の肉食恐竜の一つで、北米のティラノサウルス、南米のギガノトサウルス、そして同時代のカルカロドントサウルスと並び称されます。
成体では全長10メートルを優に超え、体重は約7トンに達したと推定されています。現代の動物と比較しても、信じられないほど巨大な生物でした。
総じて保存状態に優れた歯化石で、特徴的な縦方向の溝も鮮明に残されています。
先端まで欠損することなく良好に保存されています。
スピノサウルスは、主にこの直線的で鋭い歯を用いて、魚類やその他の水生生物を捕食していたと考えられています。また、水辺に現れた陸上動物も獲物としていたと推測されています。
かつては陸棲恐竜と考えられていましたが、近年の研究では、水陸両生で、むしろ水中生活に高度に適応していた可能性が指摘されています。
どちらの面も非常に良好な状態を保っています。
こちらには稜(尖った部分、カリナとも呼ばれます)が見られますが、ギザギザ状の刃(セレーション)はありません。これは、スピノサウルスの歯は、獲物を切り裂くのではなく、突き刺して捕らえる方向へ進化したためと考えられます。
断面を撮影しました。ほぼ真円の形状をしています。
長さは約35ミリです。決して大きな歯化石ではありませんが、良好な保存状態を維持しています。
100円硬貨との比較です。全形がよく保存された上質な歯化石です。
商品スペック
| 商品ID | di1755 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 保存状態良好、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
| 産地 | Morocco |
| サイズ | ロングカーブ計測3.5cm |
| 商品解説 | 保存状態良好、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |

スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。

スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。

画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org






























