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白亜紀後期の北アフリカで、食物連鎖の頂点に君臨したスピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石/【di1735】
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こちらは、白亜紀後期の北アフリカに生息していたスピノサウルスの歯化石です。映画『ジュラシックパークIII』では、あのティラノサウルス・レックスと対決して勝利するシーンが描かれ、多くの人に強烈な印象を残しました。しかし実際には、両者は生きた時代も生息地も大きく異なっていたため、現実世界で対決することはありませんでした。
また、当時はスピノサウルスの生態がまだ十分に解明されていなかったこともあり、映画では陸上生物として表現されていました。ところが21世紀に入ってからの研究によって、水中生活に適応した半水生の恐竜であったことが明らかになり、ティラノサウルス科の恐竜とはその意味でも大きく異なる存在であることが分かってきました。

スピノサウルスの歯化石は、ご覧のとおり直線的なフォルムをしています。これは主に魚を捕食していたことに由来すると考えられており、獲物を鋭く突き刺すことに特化した形状です。

また、歯の表面には縦方向のストリエーション(線状痕)が見られる点も、大きな特徴とされています。

根本部分の断面を観察すると、全方向からの圧力に耐えられるよう適応していることが分かります。

長辺を計測したところ、約44ミリあります。

100円硬貨との比較写真です。白亜紀後期の北アフリカで食物連鎖の頂点に君臨していたスピノサウルスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1735 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 白亜紀後期の北アフリカで、食物連鎖の頂点に君臨したスピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測4.4cm |
商品解説 | 白亜紀後期の北アフリカで、食物連鎖の頂点に君臨したスピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石です。 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org