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美品!約1億年前の、北アフリカの雄、食物連鎖の頂点に君臨していた、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の上質の歯化石/【di1694】
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今や年々希少になっている、カルカロドントサウルスの歯の化石をご紹介します。10年くらい前までは、比較的上質な化石がマーケットに出回っていたのですが、最近ではほぼ見かけなくなりました。こちらは、そのオールドコレクションの一つです。エナメル質には艶があり、鮮やかなブラウンの色調を呈しています。
カルカロドントサウルスといえば、約1億年前の北アフリカに君臨していた、食物連鎖の頂点に立つ生物。史上最大級の獣脚類恐竜として知られ、成長すると12メートルを超えたとも言われる、真の巨大恐竜です。

その歯は非常に特徴的で、鋭いナイフのような形状をしています。すなわち、扁平かつ幅広で、獲物を切るために進化したような鋭いラインが見られます。ティラノサウルス・レックスのように骨まで砕くのではなく、肉を切り裂くことに特化した歯だと言われています。
「カルカロドントサウルス」という名前は、「サメのような歯を持つトカゲ(恐竜)」という意味で、この歯形がその名の由来となっています。

ご覧のように、両面ともに好条件で保存されています。

カルカロドントサウルスの化石は、北アフリカのみで発見されています。1924年にアルジェリアのサハラ砂漠で2本の歯の化石が発見されて以来、重要な化石の喪失などもあり、なかなか研究が進みませんでしたが、1995年にモロッコのケムケム層から新たな頭骨が発見され、新たな基準標本として認定されて以降、再び研究が活発化し、さまざまなことが明らかになってきました。
頭骨の大きさは約1.6メートルにも達し、北米白亜紀末期のティラノサウルス・レックスと同等のサイズを誇ります。体の構造は全体的にスリムで軽量であり、その点ではティラノサウルス・レックスとは異なり、ギガノトサウルスやマプサウルスに似ていると言われています。
ひとつの顎には62本の歯が生えていました。下顎に30本、上顎に24本、さらに前上顎骨に8本。歯は前述のように非常に鋭く扁平で、ナイフのような形状をしており、表面のエナメル質には細かなシワがよく見られます。

ご覧のように、エナメル質には、ナチュラルな標本ならではの細かなパターンが、緻密に保存されています。

また、縁部には鋭い鋸歯(きょし。セレーションともいいます)が残されており、まさにステーキナイフのようです。獲物を切るために進化したことが、よくわかりますね。

断面を撮影しました。「ナイフのよう」と言われる理由が、断面からもよく分かります。左右の稜線は鋭く尖っており、「噛み潰す」のではなく、「切る」ことに特化していることがはっきりと見て取れます。

写真の下辺に沿って計測すると、約41ミリです。

100円玉との比較です。約1億年前の北アフリカの雄、食物連鎖の頂点に君臨していたカルカロドントサウルスの上質な歯の化石です。
商品スペック
商品ID | di1694 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 美品!約1億年前の、北アフリカの雄、食物連鎖の頂点に君臨していた、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の上質の歯化石 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測4.1cm 周長5.1cm |
商品解説 | 美品!約1億年前の、北アフリカの雄、食物連鎖の頂点に君臨していた、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の上質の歯化石 |
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。