- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- 恐竜の化石販売
- その他の獣脚類の化石
- スピノサウルスの化石販売
- 白亜紀中期の北アフリカに君臨した絶対王者、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石
白亜紀中期の北アフリカに君臨した絶対王者、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石/【di1690】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
ご入金の確認が完了したご注文は即日発送
送料無料 税込み 4,500円 この価格で分割払いした場合は? | スマホ向けサイトはこちら

こちらは、白亜紀中期の北アフリカに君臨した肉食の覇者、スピノサウルスの歯化石です。スピノサウルスは成長すると体長10メートルをゆうに超え、史上最大級の獣脚類恐竜の一つに数えられています。主にアフリカ北部の地層から発見され、その圧倒的な存在感は多くの化石ファン、古生物ファンを魅了しています。

スピノサウルスはワニのように細長い吻部を持ち、顎には鋭く並んだ歯がズラリと並んでいました。これは主に魚を捕らえるために特化した構造と考えられています。また、背中には巨大な帆のような神経棘がそびえ立ち、体温調節や自身の誇示のために使われていたという説が有力です。

かつては陸上生活の恐竜と考えられていましたが、近年の研究でスピノサウルスは水中生活に適応していた可能性が高まっています。その巨大な体を支えるには、水中のほうがより適していたのでしょう。

スピノサウルスは1912年(明治45年)、エジプトで初めて発見されました。数年後に新種の恐竜として正式に記載されましたが、その貴重な全身骨格は第二次世界大戦中の空爆で失われてしまいました。一時は研究が停滞しましたが、近年になって質の高い骨格が新たに発見され、スピノサウルス研究は大きく進展を遂げています。

こちらはスピノサウルスの歯の根元部分を撮影したものです。どの方向からの圧力にも均等に耐えられそうな、非常に強靭な構造をしています。

長さは計測すると約4センチほどもあります。

100円玉との比較です。
商品スペック
商品ID | di1690 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 白亜紀中期の北アフリカに君臨した絶対王者、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測4cm |
商品解説 | 白亜紀中期の北アフリカに君臨した絶対王者、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org