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およそ1億年前の現在の北アフリカに棲息していた、恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の長い歯化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1387】
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およそ1億年前の現在の北アフリカに棲息していた、恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の長い歯化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1387】
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こちらは史上最大級の獣脚類恐竜の一つ、スピノサウルスの歯化石です。スピノサウルスはおよそ1億年ほど前に、現在の北アフリカに棲息していました。パンゲア大陸が分裂した、白亜紀後期になると各大陸は現在の大陸の近いかたちになり、生物は各大陸で独自の進化をたどるようになりました。
北アフリカでは、こちらのスピノサウルスやカルカロドントサウルスといった史上最大級の獣脚類恐竜が繁栄し、それぞれ食物連鎖の頂点に君臨していました。スピノサウルスは海辺に棲息し、一生のうち半分は水の中で過ごしていたと考えられています。
この鋭く長い歯で、主に魚を捕食していたと考えられています。
鋭く直線的なフォルムで、硬い白亜紀の魚の鱗を突き刺して捕食していたと考えられます。現世のワニに近い生態だったと推察されています。
歯根が残存しています。
根本はほぼ真円です。
歯根から歯冠の先端まで10センチを超える長い歯化石です。
100円玉と比較すると、いかに長い歯化石かおわかりいただけることでしょう。
商品スペック
商品ID | di1387 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | およそ1億年前の現在の北アフリカに棲息していた、恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の長い歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測11.7cm 周長6.3cm |
商品解説 | およそ1億年前の現在の北アフリカに棲息していた、恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の長い歯化石 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org