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鎧をまとった古代のハンター。アカントセラス科「ローマニセラス(Romaniceras)」の無骨な標本/【an2764】
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こちらは北海道大夕張から採集された白亜紀のアンモナイト、ローマニセラスです。ローマニセラスが分類されるアカントセラス科のアンモナイトは、殻の表面に太い肋と何列にも並ぶ頑丈な突起(結節)を持つのが特徴です。その姿からコレクターの間では「鎧をまとったアンモナイト」などと称され、正常巻の中でも特に男性的な人気を誇ります。本標本は太い肋(ろく)の痕跡が見られます。全周にわたって完璧にトゲ(突起)が残っているタイプではありませんが、特有の「強面感」は十分に伝わってきます。
うねるような太い肋模様です。こちらのアンモナイトが生息していた中生代白亜紀は、地球全体が現在より温暖だった「温室地球」の時代です。特に白亜紀中頃には温暖化がピークに達し、白亜紀後期にも大規模で恒常的な氷床はほとんど存在せず、海水面は現在より高い状態にありました。
当時、現在の北海道中央部を中心とする地域には、「蝦夷海」とも呼ばれる広大な海域が広がっていました。そこには浅い海から比較的深い海まで多様な環境があり、アンモナイトをはじめとする多くの海洋生物が生息していました。そのため北海道の白亜紀層からは、世界的にも豊富で多様なアンモナイト化石が産出します。
部分化石ではあるものの、アンモナイトの中央(いわゆるヘソ)が残されています。
こちらには突起が生えていた痕のような模様が見られます。
裏面です。北海道のアンモナイトは「ノジュール」という硬い炭酸カルシウムの塊の中で守られていたものが多いため、ご覧のように、ペシャンコに潰れず立体的に残ります。
側面から見ると、このようになっています。標本の厚みは約5.5cm。アカントセラス科のアンモナイトらしいがっしりとした肉厚なボリューム感が目を引きます。重量は718グラムあり、手に取るとずっしり重みが伝わります。
直径最大部約12.5cmというなかなか立派なサイズを誇ります。とはいっても、大きすぎて置き場所に困ることもなく、それでいて手狭なスペースでもしっかりと主役級の存在感を放つ、絶妙なサイズ感です。
100円硬貨との比較です。鎧をまとったアンモナイトと評されるアカントセラス科のアンモナイトらしい、無骨な佇まいが素敵です。潰れのないどっしりとした肉厚ボディと力強い肋をお楽しみください。
商品スペック
| 商品ID | an2764 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 鎧をまとった古代のハンター。アカントセラス科「ローマニセラス(Romaniceras)」の無骨な標本 |
| 産地 | 北海道 日本 |
| サイズ | 12.5cm×9cm×厚5.5cm 718g |
| 商品解説 | 鎧をまとった古代のハンター。アカントセラス科「ローマニセラス(Romaniceras)」の無骨な標本。北海道夕張市大夕張産。 |

アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。

画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。

画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。
アンモナイトの基本構造






























